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2015年オークションで落札された高額な珍品ベスト5

By ono   2016年1月9日


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 ビックリするぐらい謎の高価な商品が飛び交うオークション。例えば、アメリカでも最も珍しいと言われている1895年のある硬貨は200万ドル(約2億3千万円!)で競り落とされました。たった一枚のコインが、ですよ!?
 さてそんな中、2015年にオークションで競売された珍品ベスト5が特集されていましたので、ご紹介します。

1)世界最大のネコの絵:86万ドル
 ↑上の画像がそれです。お値段は86万ドル、日本円で約1億円。昨年サザビーズで競売にかけられました。元々の所有者はサンフランシスコの大富豪、ケイト・バーゾール・ジョンソン氏で、彼は1891年、オースリトリアのアーティストに自身のネコ42匹を描いた巨大な絵の作成を依頼。完成した絵には「私の妻の恋人達」とタイトルがつけられました。1億円ですか。

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2)タイタニック号のクラッカー:2万3千ドル
 日本円で約270万円。一発めの一億円で既に感覚がおかしくなっているので、なんかとてもお安い気がしますハハハ。タイタニック号の救命艇に装備されていたサバイバルキットに入っていたもので、運良く沈没を免れた逸品。「世界で最も高価なビスケット」の称号を得ていますね。イギリスのオークションでギリシャのコレクターが落札しました。

Stephen-Harper-portrait
3)カナダの首相のヌードの肖像画:2万ドル
 だんだんとお手頃価格になってきましたね!欲しいかどうかは別ですけど、日本円で約234万円。ちなみに2012年に発表されたこの絵画のタイトルは「仕立て服の皇帝」。裸で横たわっているのは当時のカナダの首相、スティーブン・ハーパー。芸術というよりは政治を皮肉った風刺画のようなものなんだと思いますが、発表当時は公的施設に展示されることに反対の声もあがって話題となりました。
 ちなみに、作品の制作にあたってハーパー氏はモデルをしていないそうです。あたりまえか。

rob-ford-speaks-to-media-on-nov-5-2013
4)ロブ・フォード・トロント市長の「クラック告白」タイ:1万3千ドル
 正確には12977ドル、日本円で約152万円。ネクタイ一本150万円ですよ。さて、これはお騒がせなトロント市長で有名なロブ・フォード氏がクラック・コカイン(喫煙するタイプのコカイン)を吸っていたことを認めた会見の時に着用していたネクタイ。「ロブ・フォード」で検索していただけると一発でわかると思いますが、とにかくスキャンダルの多いお騒がせ市長だったフォード氏。2014年に市長の任期を全うしておられます。コカインを吸っていたことを認めるっていう記者会見の割には派手めな柄のネクタイっていうのがこの人らしいよね。

Steve-Jobs-business-cards
5)スティーブ・ジョブス氏の3枚の名刺:1万ドル
 3枚そろってこそ意味があるんだよね。日本円で約123万円。伝説的なアップル社の創業者、スティーブ・ジョブス氏。彼が携わった会社であるアップル、ネクスト、ピクサーの名刺がそろっています。大量に印刷する名刺がこの値段で取引されるというのはやはりジョブス氏ならでは。
 落札したのはStacks.co社のCEO、ティム・ノールズ氏。なんと彼は電子名刺サービスの企業の代表なのです。よくできた話ですね。

 芸術作品からクラッカーまで、様々なものが取引されているオークション業界。ものの価値ってなんだろうと考えることしきりです。

<ネタ元:Five odd items that sold for high prices at auctions


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