「怪しいかばんを発見!爆弾処理班を呼べ!」→「ホットドッグですね、これ」
■施設の前に二つのバッグ
用心するに越したことはないと思うんだ。というわけでアメリカはアラバマ州からのニュース。明らかに怪しげなかばんが発見され、爆弾処理班が駆けつけたのですが、中身はホットドッグだったという騒ぎがあったようです。
事件が起きたのは今週水曜日の午前7時。場所はアラバマ州北部にあるフローレンスです。地元の郵便局から電話があり、局の前に怪しげなバッグが2つ置かれているというのです。警察はすぐに駆けつけると、X線を使った機械でバッグの中身を確認したところ、なにかアルミホイルで包まれた細長いようなものが見えます。警察は爆弾処理班を呼ぶことに決め、安全のために周辺の道路を封鎖することとしました。現場には爆弾処理用の特殊車両が到着。遠隔操作できるロボットを使用し、バッグをそっと掴むと車両の中へと運び入れ、調査を始めました。
■中を確認した結果・・・
結果。わかったのは、「かばんに入っているのは、アルミホイルに包まれたホットドッグ」だけだった、ということです。
警察では、事件が住民へ危険を与えずに終わったことを喜んでいるというコメントを発表。ずいぶんと大げさな話になり、高価な機材を投入するはめになった点については特に謝罪はしなかったそうです。フローレンス警察の署長、ロン・タイラー氏はこうコメント。
「我々は全ての可能性を考慮しなければなりません。(危険の可能性がある場合)失敗する訳にはいかないのです。下手をすれば、住人の命を失いかねないのですから。」
ま、確かにそうですね。ちなみにこのホットドッグ入りのバッグを誰が置いていったのかは現在も捜査中です。単なる起き忘れなのか嫌がらせなのかはわかりませんが、紛らわしいマネはもうやめてほしいところです。またロボットまで出さなきゃならなくなるしね!
<ネタ元:Alabama bomb squad opens suspicious bags full of hot dogs>
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