Archive for the ‘おバカ犯罪系’ Category

6月

15

逃亡中の男、牛の熱い視線で隠れているのがバレて逮捕

By ono


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■あれ、あなた指名手配されてますね
 牛って侵入者がいるとにらんでくるもんね。というわけでアメリカはテキサス州からのニュース。逃亡中の男が牧場に隠れていたのですが、牛の視線がすごかったせいで警察に見つかるという事件がありました。
 犯人の男はサミュエル・ホワイト。先日彼はスピード違反で警察に止められました。車にはもう一人の男性が乗っていたそうです。警官は近づいてくると名前を聞いたのですが、彼の名前が別の犯罪で指名手配中だということを伝えると、サミュエルは突然車を発車させて逃げ出したのです。パトカーを振り切って逃走したサミュエルでしたが、途中で他の車に激突してしまいます。その時の写真がこちら。
Authorities-say-Samuel-White

■じっと見つめる牛の視線
 彼の車は大破し、サミュエルは車を降りて走って逃げて行きました。ぶつけられた車には女性が乗っていたのですが、彼女曰く
「私は運転席に座って叫んでいるだけでした。物事は起こるべくして起こるのね。」とのこと。後半の一言は「(あんな運転してたら)ぶつかって当然よ」的な解釈になるのでしょうか。
 さて、サミュエルは走って逃げた後、付近の草わらに寝そべって息をひそめていました。見えないようにしてやり過ごそう、という狙いですね。ところが彼には想定外のことがありました。近くにいた牛が近寄ってきて、みんなで彼のことをじっと睨みつけているのです。彼を完全に見失っていた警察でしたが、牛の熱い視点が一点に注がれているのを見るとそこに誰かいるのを確信、近づいていってサミュエルを発見することができたのでした。めでたしめでたし。現在彼は警察によって拘留中とのことです。

 そういえば、子どもの頃に田舎のじいちゃんの所へ遊びに行ったんですけど、じいちゃん家を出てブラブラ散歩していったらいつの間にか牧場に入っちゃってたことがありました。気づくと周りに牛が集まってきて、何をするでもなくじっとこちらをにらまれて何だかすごく怖かったのを覚えています。あの圧力はなかなかのものだと思いますよ。だいだい大きいからね牛の皆さん。犯人逮捕に協力ありがとうございました。

<ネタ元:‘Speeding driver flees from police’ – but COWS help officers track him down

6月

5

【いい迷惑】「ムラムラする」という名前の町、地名の標識をやたら盗まれる

By ono


2016-06-05
■ムラムラするんだよね
 ”面白い名前の町あるある”かもですね・・・。というわけでアメリカからのニュース。「ムラムラする」という意味の単語がついた名前を持つ町の道路標識が何度も盗まれて困るという事件が起きているそうです。
 この町はノースカロライナ州にある「Horneytown(ホーニータウン)」。horneyとはズバリ「ムラムラする、欲情する」という意味があるのですが、どうもそれを面白がって地名の標識を盗む輩が後を絶たない、ということのようです。地元では窃盗を防止するため長年様々な対策を試みてきたというのですが、なかなか被害は減りません。
 具体的には、標識の取り付けてあるポールをコンクリで固めてみたり、手の届かない高さに上げてみたり、ということのようですね。郡の警察によれば、だいたい2か月に1回は盗まれていると言います。現在は看板にGPSトラッカーを取り付け、標識の下にさらに盗むなという警告の標識を取り付けることにしたそうです。

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 警告を付けられたHorneytownの標識

■非常に腹立たしい
 なぜそんなものを盗むのかという疑問については、たぶん面白がって標識を自宅に飾る輩がいるのだろうとしかいえない訳ですが、当局ではこうコメントしています。
「腹立たしいことではありますが、我々はこれ以上被害を広げないため、最善のことをするだけです。」
 そう言えば以前テキサス州には「Nameless(名前がない)」という名前の町があったりミシガン州には「Hell(地獄)」という名前の地名があったりと、面白地名は海外にも山のようにあるわけですが、きっと色々なところで標識が盗まれる事案は発生しているんでしょうね。困ったもんだ。仕方ないから「町の名前をつまんない名前にしよう」という提案をしていた町もありましたが、あれはどうなったんでしょうかねえ・・・

<ネタ元:Road sign is stolen every two months because of its rude name – and locals are sick of it

5月

23

煙突の中で身動きが取れなくなった男、理由を聞かれ「かくれんぼしていた」

By ono



■建物に響く謎の声
 幽霊なんて捕まえてみればこんなものです。というわけでアメリカはアイオワ州からのニュース。どこからともなく聞こえてくるお化けの声を突き止めたところ、煙突の中で動けなくなっている男の助けを呼ぶ叫びだったという事件が発生しています。
 被害にあった(?)はブラッド・サップさん。アイオワのスタンプ交換センターで働いています。先週水曜日の深夜にゴミの分別をしていた際、どこからともなく「出て行け」のような声が聞こえてきて、恐怖で震えました。

■妻も声を聞いたのだけど
「正直、自分がおかしくなったと思いましたよ。」とサップさん。不可解な声の出元を調べようと建物中を探しましたが、何もわかりませんでした。同じくセンターで働いている妻にこのことを伝えても、彼女はサップさんをからかうばかり。けれども、翌日の午前10時頃、彼女もその恐ろしい叫びを聞くことになりました。ただし、彼女は冷静でした。
 よーく聞いてみると、どうやら”I’m in the chimney(煙突にいるんだ)”と言っているようです。「煙突の中に誰かいるみたいよ!」というわけで、2人は煙突の中にいるらしい男に向かって話しかけてみました。聞けば、声の主はヨルダン・カジュスキ29歳。隠れんぼをしていて煙突に入ったら出れなくなってしまった、というのです。絶対に窃盗が目的だろうと問いつめてもかくれんぼだと言って聞きません。しかたなく彼らは警察を呼ぶことにしたのです。
 警察とともにやってきた救助隊員は煙突から男を救い出すことに成功。建物への不法侵入容疑で逮捕されることとなったのでした。

 さすが奥様は冷静というか何というか。どうでも良いけど煙突にいた理由がかくれんぼって。どんだけ見つからない隠れ場所探してるんだ。ま、結局誰も探しにきてくれなかったので勝ち逃げ、という見方もできますけれども。

<ネタ元:Naked man gets stuck in chimney

4月

25

ゲーム機に手を突っ込んでお金を盗もうとした男、手が抜けなくなって逮捕

By ono


2016-04-26
■なんかうずくまったままの人が
 たぶん手をはなせば抜けたり・・・しないかな。というわけで、アメリカはアリゾナ州からのニュースです。ゲームセンターのマシンから釣り銭を盗もうとしたら手が抜けなくなった男が逮捕されております。
 事件が起きたのはアリゾナ州のメサにあるショッピングモール、「スーパースティシャス・スプリングス・モール」。写真の男はアンドリュー・シア・ジョルスタッド26歳です。4月16日、アンドリューが挙動不審だということで警察に通報が入り、警官がすぐに駆けつけました。確認してみたところ、男はゲーム機の筐体の前で膝をついており、片方の手で懐中電灯を持ち、もう片方の手は機械の中に手を突っ込んだままになって動けなくなっているようでした。

■現行犯でした
 どうやら工具を使って中からお金を取り出そうとしていたらしく、アンドリューはその場で現行犯として逮捕されたのでした。調べによればすでに4台のゲーム機からお金を盗んでいたそうです。昨年の12月に刑務所から出てきたばかりというこの男は窃盗及び盗みをはたらく道具の所持などの罪状で再び刑務所に収監されることとなりました。困った人だ。腕ヤセしたらまた来ようとか考えないようにね。

関連:「自販機から手が抜けない」「おもちゃの車から出られなくなった」おバカ救急要請ベスト5

<ネタ元:Mesa cop finds thief stealing from arcade machine with his arm still inside

4月

23

ペニスの部分だけ盗まれるヘラクレス象、町が実行した解決策とは・・・?

By ono


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■繰り返される悲劇
 誰かの憧れだったのかしら。というわけでフランスからのニュース。町にあるヘラクレス象のペニスの部分だけ盗難が後を絶たず、地元では新たな解決策として「取り外し可能なペニス」を採用したことで話題になっています。
 今回の話題となったのはフランスの南西部にあるアルカションという町。当局の発表によれば、ここ数年の間にヘラクレス象のペニスが盗まれるという事件は複数回に渡っており、地元でも頭を悩ませていたそうです。
 ちなみに問題のヘラクレス象がこちら。
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 高さは10フィートと言いますから3メートルちょっと。そして、ペニス部分を盗まれた状態がこちらです。
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■「リムーバル」で解決
 何度修復しても折られたり引きちぎられたりという被害が後を絶たない状況に業を煮やした当局は、最善の解決策として「リムーバルなペニス」を採用することにしたのです。あそこを脱着可能にすることで、普段はとりはずしておくことが可能になるという訳ですね。
 町長のイブス・フォウロン氏は今回の処置にあたり「もう2度とこんなことが起きてほしくないのです」と呼びかけました。現在は既に「リムーブルなペニス」への交換が済んでいるとのことです。
 普段は外した状態で保管しておいて、式典などがある時だけ取り付ける、ということですから、普段はあそこがもげた状態になっているわけで、ヘラクレス様本人としてはちょっと納得がいかない解決策かも知れませんね。ちなみにこのヘラクレス象、制作されたのは1948年と言いますから70年近くも前の話。作られた当初のペニスには「大き過ぎる」というクレームが女性から出て、2度ほど削って小さくさせられているそうです。切ないですね。もうこれ以上ヘラクレス様のあそこをいじめないでほしいと思います。

<ネタ元:French statue gets removable organ to fight penis thieves


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