Archive for the ‘それはあんまりだ系’ Category

6月

1

「神」という名前の男性、ローンを組んでもらえず大変な目に

By ono


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■彼の名は「ゴッド」
 神様なら一括現金で支払いなさいよってことでしょうか。というわけでアメリカはニューヨーク州からのニュース。「GOD(ゴッド)」という名前の男性が自分の存在を証明しろと言われて非常に大変な目にあっているというニュースが話題をさらっています。
 さて、その男性の名前は「ゴッド・ガザロフ(God Gazarov)」さん27歳。彼は車を買うためにローンを組もうとしたのですが、消費者信用情報機関の大手「エキファックス」が「ゴッド」などという名前は受け付けられないのでクレジット情報を提供できないと言い出し、手続きができなくなってしまったのですね。挙句の果てにはローンを受けたいのであれば名前を変えた方がいいとまで言われ続けたそうです。

■何とか通してもらったものの
 結局ゴッドさんが自分の名前がゴッドであることを証明するためのありとあらゆる書類を提出しなければならなくなりましたが、最終的には認めてもらうことができたそうです。
 ゴッド・ガザロフさんはこうコメントしています。
「信用情報が確認してもらえてうれしいです。そして、このようなことが他の誰にも起こらないことを願いますよ。」とのことです。
 ちなみに、ゴッドという名前はロシアではポピュラーな名前であるため、このままでは今後も似たような案件が発生される可能性が心配されているのですね。

■移民ならば珍しくない名前
 ゴッドさんを担当した弁護士のジェームズ・B・フィッシュマン氏はニュースの取材にこう答えています。
「これは米国企業が対処すべき重要な問題であると感じています。ガザロフ氏のように国外からくる多くの国の人々がいるからです。そうした中には今回のように米国企業が認められないような名前を実際に持っている人々が現実に多くいることを考慮しなければなりません。」
「今回、氏の名前が本当であることを証明するために彼の運転免許証や社会保障カード、所得申告書から本人へ届いた手紙すらも提出しなければならず、大変でしたよ。」だ、そうです。

 まあ確かに名前が「神」ですとか言われたら怪しいよねっていう気持ちはわかりますが、英語圏以外だとそれほどおかしな名前ではないことを考えると、そんなに気にしなくてもいいんじゃないかなーとは思いますね。私の友人にも「ユダ(湯田)さん」という人がいますけど、普通に生粋の日本人ですし。仏教徒の。

<ネタ元:Man Named God Proves His Existence In Court Of Law

4月

28

スピード違反の罰金が700万円?フィンランドの「お国柄」とは

By ono


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■80キロでスピード違反
 高級車が買えちゃうね!というわけでフィンランドからのニュース。スピード違反で捕まった男性の罰金が途方もない額になっているようで驚愕です。
 話題になっているのは同国のビジネスマン、Reima Kuislaさんという方。先日彼は制限時速50マイル(約80キロ)のところを64マイル(約103キロ)のスピードで走行しており、警察に捕まってしまいました。後日彼に課せられた罰金がなんと5万8千ドル、日本円で約691万円というから驚きです。20キロ程の超過でこれほどまでに高額の罰金が科されるのにはフィンランドのお国柄が関係していました。

■お金持ちからはたくさんもらう
 フィンランドでは「裕福なものはより多く支払うべき」という平等主義が一貫しており、交通ルールの違反に関してもこの考え方が適用されています。つまり、同じ罪を犯した場合でも、年収の多い人ほどより高い罰金を払わなくてはいけないのです。Kuisla氏はこの件について非常に憤っており、フェイスブックで今回の件を書き込み、これだけのお金(691万円)あればメルセデスベンツがもう一台買えるよとコメントしています。

■さらなる強者も
 ちなみに、記録では2002年に更に高額な罰金が言い渡されています。違反者はノキア社の役員で、10万3600ドル(約1234万円!!)の罰金でした。この方、年収が1250万ドル(約15億円)という高額年収だったために、このような金額になったのだと思われます。ただし、この時は本人が国を訴え、最終的に罰金は減額されたとのことです。

 逆に考えると一般の人たちにはあまり縁のない話でもありますし、裕福な人ほど交通ルールを軽視しているという話もあったりしますので、これでいいっちゃいいのかな・・・。「平等」って、難しいね。

<ネタ元:$58,000 Finnish speeding ticket based on millionaire’s income

4月

1

家族全員を病院送りにしたおばあちゃんのホットチョコレート、賞味期限が1990だった

By ono


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■孫の友達が遊びに来たので・・・
 おばあちゃんの優しさが仇に。というわけでイタリアからのニュース。おばあちゃんが作ってくれたホットチョコレートで食中毒が起き、家族全員が病院へ運ばれたと話題です。
 さて、事件があったのはイタリアのヴィチェンツァ。ここに住む77歳のあばあちゃんは、息子とその孫と一緒に暮らしています。先日、彼女の家へ孫の友達が遊びに来ました。せっかくだからもてなしてあげようと思った彼女は自宅にあったココアの粉末等を使ってホットチョコレートを作り、息子達に出してあげたのです。もちろん、多めに作り、家にいた家族全員で飲みました。

■全員病院送り
 ところが、その日の夕方になると家族全員の体長が悪化。下痢に嘔吐を繰り返すはめになり、病院の緊急治療室へ運ばれる事態になってしまいました。警察が調べに入ったところ、問題となったのが前述のココアの粉末。なんと賞味期限が1990年、25年も前の代物だったのです。期限切れとかいうレベルではありません。作った本人のおばあちゃんも家族の皆さんと仲良く入院中ですが、彼女には現在「注意不足による他人への傷害」という罪状での嫌疑がかけられているそうです。

 1990年なんて言ったらウィンドウズもインターネットも無かった時代。よくもまあそんな時代の食糧が残っていたものです。おばあちゃんの家は神秘ですね!

<ネタ元:Famiglia in ospedale per la cioccolata della nonna: era scaduta da 25 anni

3月

30

盲目のダーツプレイヤー、あまりに上手過ぎて詐欺の疑いがかかる

By ono


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■チャリティイベントを開催
 ほんとは見えてるんじゃないの?っていう。というわけで、イギリスはデボン州からのニュース。盲目のダーツプレイヤーがあまりにも良いショットを撃つものだから、本当は見えている詐欺師じゃないかと疑われるという出来事がありました。
 写真の男性はロバート・ブーンさん50歳。彼は先日デボン州のペイントンでマラソン・ダーツ・イベントを開催しました。視力障害を抱えているというロバートさんは自分用の盲導犬を飼うことができるよう、10時間ぶっ通しというチャリティのダーツイベントを行うことで寄付を集めようと考えたのです。もちろん、ダーツを投げるのは彼1人。休むことなくダーツを投げ続けました。

■あまりの高得点に・・・
 結果、彼はなんと6万1千点をスコア。どう見ても目の見えていない人が得点できるレベルではありません。もちろんこれはロバートさんがガチンコで投げており、彼曰く反復的な動作なので慣れれば正確さを保っていることができる、というのですね。ちなみに彼はほとんど全盲で、片方の目だけがうっすらと影を感じることができる程度だそうです。
 ところがイベントの後日、ロバートさんはDWP(労働年金省)に呼び出しを食らってしまいます。イベントでのかれのプレイを見て、誰かが「あんなの絶対盲目の人が出せるスコアじゃない」と告発したようなのです。驚いたロバートさんはとにかく弁明。病院の医療記録などを取り寄せるとDWPの担当者へと提出することにしました。
「なんだかまるで脅迫されているみたいです。私はきちんと診察した上での盲目で、実際ほとんど見ることができないんですからね。」
 結果ロバートさんの無実は証明され、彼の名誉は回復されたのでした。良かったですねえ。

 しかし、確かにダーツは反復運動とはいえ、たとえ見えていたとしてもそうそう上手くはいきませんよね。彼のプレイは努力なのか才能なのか、はたまた両方なのか・・・

<ネタ元:Eye’m innocent! Blind man targeted in benefit fraud probe for being ‘too good’ at darts

3月

17

【ウンチ】あまりの臭さに飛行機が緊急着陸するはめに

By ono


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■突然の異臭騒ぎ
 飛んでる間は窓を開けられないものね!というわけでイギリスからのニュースです。トイレからの臭いがあまりに強烈過ぎて飛行機が緊急着陸、という出来事がありました。
 事件が起きたのは先週の木曜日。ロンドンのヒースロー空港を離陸したブリティッシュ・エアウェイズの旅客機はドバイへと向かっていました。ところが、出発してから30分程が過ぎた頃、機内に強烈な臭いが漂い始めたと言います。
 イギリスで議員を務めるアビシェック・サチデーブさんがこの時の様子をツイートして話題になりました。こんな感じ。
2015-03-17
 冗談じゃない!トイレのウンチの匂いがひどいからって、飛行機がヒースローへ戻るっていうんだ!次のフライトは15時間後だよ・・・

 それは残念でしたね・・・。また、アビシェックさんはメディアの取材に対し、こう答えています。
「スタッフの方は、問題が液状の排泄物によるものだと言いました。彼らの説明によればですけどね。決して飛行機の技術的な問題ではないと。そこのところは非常に頑なに否定していましたよ。」
 機体にトラブルがあったわけじゃないんです!ウンチが!ウンチがあまりに臭すぎたので!ということなのでしょうか。実際非常に強烈な異臭を放っていたようですし、安全のために引き返すのは仕方ないことだったのでしょうね。

■機体のトラブルではありません
 ブリティッシュ・エアラインズは今回の件に関しこうコメント。
「乗客の皆様に不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありません。皆様にはホテルなどの宿泊設備をご用意し、翌日出発できるよう、フライトの予定を変更させていただきました。」
 この手のトラブルにしては珍しく、会社側が素直に謝っています。ちなみに異臭騒ぎを起こすほどの臭いウンチをされた乗客については情報を公表していないとのこと。”液状の排泄物”・・・下痢、ですかね・・・。もれたとか飛び散ったとか・・・ああ、考えたくない!

<ネタ元:British Airways Flight Reportedly Forced To Land Because Of ‘Smelly Poo’


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