Archive for the ‘いかす新製品系’ Category

5月

28

「クジラのゲロ」をビールの香料にした新感覚ビールを開発!

By ono


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■それはクジラが吐き出したもの
 ゲテモノ好きとしてはちょっと興味あるな。ということで、オーストラリアからのニュース。「クジラの嘔吐」を取り入れた新しいビールが開発されたということで、話題になっていますよ。
 これはオーストラリアのメルボルンにある醸造所が開発したもの。吐瀉物(としゃぶつ)、もっと有り体に言えば「ゲロ」なわけですが、マッコウクジラの吐瀉物限定、しかもただのゲロではありません。実は、マッコウクジラの吐瀉物にはまれにアンバーグリスという石のようなものが含まれている場合があり、この石がいい香りを発するということでビールにも入れてみようという発想になったようです。

■実は結構いい香り
 ちなみにこのアンバーグリス、クジラの食べたイカのくちばしの部分(カラストンビ)が消火されずに体内に残ったものが結石となって排出されたものと考えられています。実は古来から竜涎香(りゅうぜんこう)と呼ばれ、香水の原料として珍重されてきたものなのだそうです。
 商品名としては「Moby Dick Ambergris Ale(モビーディック・アンバーグリス・エール)」となっており、カラメルモルトでフルーティなフレーバー、バランスの良い苦み、という仕上がりになっているとか。同社のマリス・ベザイティスさんはこうコメントしています。
「アンバーグリスが香水業界で使用されているという話を聞いたとき、それがビールのスパイスとして使えないかな、と思ったんです。」

■原料はビーチで探す
 また、クリスティ・ベザイティスさんは
「何となく、”海”みたいなテイストかな。もしくは海洋動物の臭いというか。とても興味深い感じですよ。」とのこと。
 マリス氏曰く、今後数年分ビールを造るためのアンバーグリスは確保しているが、将来的にも安定して確保できるようなことも考えているんだとか。
「ビーチでアンバーグリスを見つけられるように、犬を訓練しようと思っているんです。」
 アンバーグリスは海辺に漂着することが多いため、浜辺を丁寧に調べれば見つけることができるんだとか。また、香水の原料としてのアンバーグリスは非常に高価で、一説には1gあたり2000円前後。大きな塊に出会えれば巨額の報酬も夢ではないのです。現に、2013年にはイギリスで見つかったアンバーグリスが1500万円もの価格になっています。ほのかにいい香りがするというので、犬を訓練して探させるというのはいいアイデアかも知れませんね。皆さんも浜辺で探してみます?

補足:
 wikipediaなどでアンバーグリス(竜涎香)を調べると、「マッコウクジラから排泄されたもの」となっているので、吐瀉物というよりは排泄物、という考えもあるようです。ゲロではなくウンチだ、ということでしょうか。ただ、今回の記事のビールも「whale vomit(クジラの嘔吐)」という表現を使っているので、オーストラリア的には口から出たもの、という認識なんだと思います。

<ネタ元:Australian brewery offers ‘whale vomit’ beer

 

5月

20

あの「Pornhub」が「セックスでフィットネス」を提唱するゲーム「BangFit」をリリース

By ono


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■「セクササイズ」・・・?
「お前のブログはイイネ押しづらい」とたまに良識のある大人に怒られるオノです、こんにちは。さて今日は前回に関連してフィットネスのニュースなんですが、方向性は全然違います。ということで海外からのニュース。セックスを運動と捉え、楽しく体を動かそうというスマホを使ったゲームが一部で話題です。
 ゲームの名前はバン・フィット(BangFit)。ウェブサイトの映像に合わせて一緒にセックスをすることで体を動かす「セクササイズ」というのが基本となっている訳ですが、まずは解説映像を見た方が早いかも知れません。

 

■スマホとパソコンをご用意下さい
えーと、本気でやってみよう!という人がいるとは思えませんが一応手順を解説しておきますと、
1)まずはパソコン等でサイト「http://www.bang.fit」にアクセス。画面下のPLAYをクリック。
2)何人で運動するかを選択する(3人という選択肢もありますが、どうなるのかは確かめていません)。
3)手持ちのスマートフォンで「bangfit.movi」にアクセスし、キャラクターの上に表示されている数字を入力する。
4)画面の数字の横にチェックがつくので、次へ進みます。
5)専用のベルトにスマートフォンをセットし、腰に巻きます。
6)それではスタート!

 原理的には太鼓の達人と同じで、真ん中にマークが来た瞬間に合わせて腰をくいっと動かすとポイントになるという、自分で書いていても実にバカバカしいゲームです。あと、ベルトは専用のものでなくても、お尻のあたりにスマホが固定できれば良いので、ズボンをはいてお尻のポケットに入れるとか、どうにでもなると思います。あと大事な注意ですが、ゲームが始まると画面にセックスをするインストラクターの映像が流れるのですが、海外らしく無修正かつ大音量なので、周りに人がいる環境では絶対に試さない方が良いと思います。

■忙しい現代人への一つの提議?
 さて、ゲームを制作したのは無料のポルノサイトで有名な「Pornhub」。あぁ、あそこかという人もいるかもですね。私は全然わかりませんでしたが。同社の副社長、コーリー・プライス氏は、このBangFitは宣伝目的でつくった訳ではない、とコメントしています。
「現代の我々は忙しい日常の中で、なかなか規則的な運動をこなすことができません。経験上、我が社のPornhubの利用状況を見ていると、人々がどんなに忙しかろうと、この分野に興味を持ってアクティブに活動(笑)する人たちはたくさんいることを知っています。」
 とのことです。いろいろと突っ込みどころの多そうなアイデアではありますが、悪くないと思う。試してみた方がいれば、レポートお願いします!

<ネタ元:This New Game Is The Guitar Hero Of Sex (NSFW)

5月

18

出勤中のバスでフィットネス?フィットネス会社の奇抜な企画が進行中!

By ono


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■毎朝の出勤時にフィットネス?
 写真を見れば一目瞭然ですね。というわけでイギリスからのニュースです。イギリスのフィットネス会社が、運動できるバスを提供する用意ができた、と表明しており話題となっています。
 この発表をしたのはフィットネスクラブ、「ワンレベル・UK」。”車の中でも運動しよう”ということで座席の代わりにエアロバイクを設置したバスを用意。移動中にもフィットネスができるとうたっています。
「ロンドンの町中を走りながら、熱く燃え上がるような気持ちにさせますよ。出勤時、もしくは退勤時、どうぞこの走るライド・スタジオを活用して下さい。」
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■現在当局と交渉中
 ということで、コンセプトとしては通勤時の移動時間を活用して効果的に運動ができますよ、というのが売りのようです。ロンドン市内を走るこのフィットネス・バスには4種類のコースが設定されているんだとか。ただし、このサービスはまだ始まっていません。なぜなら、シートベルトやヘルメットなど、安全面で必要な処置が施されていないので交通局が承認していないというのです。共同創設者であるジェームズ・バルフォア氏はこの件についてこうコメント。
「健康面と安全面での問題をどちらも解決するために、我々はバス会社や政府と話し合いを続けています。あまりに革新的なために今までに前例がなかったビジネスですからね。」
 この事業が承認されれば、サービスは夏にでも始まるということです。また、すでに多くの出資者の方から興味を持ってもらっているとも伝えられています。

 いやー、大真面目に取り組んでいるところがさすがです。間違っても「普通に自転車に乗って出勤すれば良いじゃないのか」とか興ざめなことを言ってはいけないんだと思います。夢のあるバスですよね!

関連:
【究極のエコ】車をやめ、カヤックで通勤するサラリーマン
 コンセプトだけは一緒のような気がする。
世界一チープなエアコン?運転席がむき出し、パキスタンクオリティのバスが話題に
 安全面が問題、とかいうレベルじゃない

<ネタ元:U.K. fitness company to offer ‘exercise bus’

4月

30

おへその毛玉からイースト菌?オーストラリアで「おへそビール」誕生へ

By ono


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■おへそからイースト菌
 飲む分には問題ないんじゃないですか。というわけで、オーストラリアからのニュース。おへそにたまる毛玉からイースト菌を採取し、ビールを作るという企画が進んでいるそうですよ!
 さて、今回この企画を発表したのはオーストラリアのビクトリアでビールを製造している「ザ・セブンセント・ブルワリー」。来月開催されるオーストラリアの一大ビールイベント、「グレート・オーストララシアン・ビア・スペクタピュラー(略してGABS)」において、その「おへそ由来ビール」を出品するそうです。

■世界初のビールだ
 セブンセント・ブルワリーではウェブサイトでこんなコメントを発表しています。
「これは恐らく世界初でしょう。おへその毛玉から取れるイースト菌を発酵させたのです。”なんでそんなことするの?”という人もいるかも知れません。我々はこう言うでしょう。”なんでダメなの?”」
 ほとんど冗談のような企画ではありますが、作り手は至って本気。様々な人間のおへそからイースト菌を集め、ビールに最適なものを見つけるまで調べ続けました。醸造所の共同創設者、ダグ・ブレムナーは完成まで本当に苦労したと述べた上で、こうコメント。
「このビール、完璧に安全です。(由来が何であろうと)イースト菌はイースト菌です。他の一般のビールと何ら違いはないのです。ただ、独特なイースト菌を使った結果、ビールは独特な味となることでしょう。香ばしさやクローブの香り、バナナエステルのフレイバーなど、ベルギービールに近いテイストになっていると思います。」

■オーストラリア随一のビールイベントへ
 ちなみに、以前オレゴンの醸造所があご髭からイースト菌を採取してビールを造っており、これにインスパイアされたのがきっかけだったそうです。ヒゲからもイースト菌が取れるんですねえ・・・
 なんかおへそ由来とか聞いてしまうとツーンとした臭いがするんじゃないかなどと懐疑的になってしまいますが、あくまでイースト菌を採取しただけですので、お味の方は心配無用。ビールイベントのGABSですが、「日豪プレス」にはこんな記事が。

【SYD】ビール好き集まれ!「Great Australasian Beer Spectapular」
オーストラリア、ニュージーランド、そして日本から150の地ビール・メーカーが参加するビール祭り。300種類のビールが出品され、しかもそのうち120種類がこのお祭りのためだけ特別に作られたという、まさに超限定のビール。

 だ、そうです。ビール好きにはたまらないイベントですなー。楽しそう!

<ネタ元:Australian brewery creates beer using yeast from belly button lint

2月

9

英国産、1万7千円の「美味しい空気の瓶」が中国で売れているらしい

By ono


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■英国各地の空気をあなたに
 なんか昔日本でも売っていたような。というわけでイギリスからのニュース。英国のきれいな田舎の空気を売るというビジネスモデルがうまいこといっているそうですよ。
 事業を行っているのはレオ・デ・ワッツさん27歳。香港に住んでいます。20オンス(567グラム)の瓶にイングランドやウェールズなど英国各地の空気を詰め込んで売っており、お値段は155ドル。日本円で約1万7千円と結構な価格です。
 製品の行き先はほとんどが北京や上海など。中国でも特に大気汚染のひどい地域で売れているようですね。会社名は「Aethaer(エーテル?)」。

■言われればどこでも行きます
 本人はメディアの取材に対しこう答えています。
「顧客からは空気について非常に多くの要求があります。時には山の頂上まで行って空気を採取したり、谷底へ行ったりもするんです。」
 ワッツ氏曰く、2、3週間前からこの仕事に取りかかっており、すでに180個の瓶の空気詰めを作成したそうです。
「北京や上海など、都市部では空気の汚れが深刻で、それが中国の責任かどうかはわかりませんが、スモッグの中で暮らさなければならない人々の為に始めた商売なのです。」とのこと。
 ワッツ氏とそのスタッフは今日も英国各地の田舎で美味しい空気を採取するのに大忙し、という訳です。確かに写真でしか見たことはありませんが、あれだけひどい空気汚染の地域に住んでいれば、きれいな空気を吸ってみたいという願いはあって当然。そういえば去年の暮れくらいにも似たような話題はありましたね。

>大気汚染に悩む中国では「きれいな空気」のボトルが飛ぶように売れる(Gigazine)

 日本も今こそ「富士山の空気缶詰」を輸出するべきじゃないでしょうか。

>富士山オンラインショップ

 間違っても桜島の灰を詰めた缶詰、「灰缶詰~ハイ!どうぞ!~」だけは送っちゃいけないと思います。

<ネタ元:SMELL OF SUCCESS: Dorset businessman makes thousands selling bottled Dorset air to the Chinese for £80 a go


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