By ono
■動物を守りたいので、飼わないでね
サンフランシスコからのニュース。当地ではこのほど、金魚や子犬、子猫、ハムスターなどのペットが禁止されるかもしれないというニュースが報道されています。本気?
コミッション・メンバーのフィリップ・ゲリー氏がコメントしたところでは、この条例によりペットの衝動買いを抑え、行き場がなくてシェルターに預けられる動物が減るだろうとしています。また、金魚やグッピー、その他の熱帯魚に関しては「魚たちが冷酷な苦しみを受けている」という理由から禁止の項目に入れられたそうです。
「それは動物の苦しみを引き起こします。少しでも市場価値があるもの、売れるもなら、どんな生態系も利用されているんです。」とゲリー氏。
■彼らはバカです
当然この勧告には地元のペットショップが大激怒。
「街はますます管理を強めています。はっきり言って、かれは非常にバカです。」とサンフランシスコにある海洋水族館のオーナー、ジャスティンさんは語気を強めています。
さてさて、この条例は通ってしまうのでしょうか。どうせおばか条例として名を残すのであれば、何年か前にイタリアが制定した「金魚を金魚鉢で飼うの禁止(理由:外の世界がゆがんで見えるのでかわいそうだから)並に面白い条例にしてくれないと。飼うのを禁止するだけじゃ芸がないような気がいたします。もう一捻り?
<ネタ元:dailytelegraph.com.au >
By ono
■愛も街も燃えてます
衝撃的なキス写真が世界中を駆けめぐっております。カナダからのニュース。暴動で燃えさかる街の中、情熱的なキスをしている2人。ちょっと状況説明が必要ですね。
先日カナダのバンクーバーでアイスホッケーのスタンリーカップ決勝戦が行われました。先日このブログでも紹介したボストンのブルーインズ対カナダの地元カナックス。試合はカナックスがやぶれたのですが、決勝でカナダチームが負けるのは実に1993年以来ということもあって地元の怒りは収まりません。ついに暴徒が街に繰り出しそこら中が火の海になるという事態が起きてしまいました。
で、そんな中にあって上のような写真が撮影されたものだから話題になっているわけですね。「あの2人は何者だ!」というわけです。だって街はこんなですよ?
時はまさに世紀末な感じじゃないですか!燃えすぎだろ!
カナダ人てもっと温和な人たちかと思えっていたのですが、さすがにホッケーで地元が負けたら黙っていれないのですね。
■で、あの2人は誰?
情熱キス写真として世界中で有名になってしまったこのお二人。いったいどんな状況だったのか気になるところですが、すでに判明しているようです。
男性の方はオーストラリア人のスコット・ジョーンズさん、女性は地元カナダのアレックス・トーマスさんです。ジョーンズさんは6ヶ月ほど前からカナダで暮らし始め、バーテンダーをしながらコメディアンや俳優を目指していました。一番有名になったのはこの写真が最初だそうです。2人もやはり試合を見に行っていたのですが、帰りに暴動に巻き込まれてしまいました。たまたま機動隊と暴徒の間に入ってしまった時、警察のシールドに当たってアレックスさんが転倒してしまったのでした。スコットさんはすぐに彼女のそばに駆け寄り、「大丈夫だよ」と慰めてあげていた、というのが真相のようです。
■有名人の2人
ちなみに、倒されてしまったアレックスさんは足に打撲をおったが軽傷だったとのこと。いつの間にか撮られた写真がこんなに有名になってしまい、「本当に驚いています」というコメントをしています。
個人的に公衆の面前でのいちゃいちゃは大嫌いな部類の管理人ですが、こういう状況ならむしろオッケーだと思います。この様子をみれば警官隊も暴徒もなんだかバカバカしくなって暴動なんかやめて家に帰るんじゃないかしら。
<ネタ元:asylum.co.uk >
By ono
■そのジョークは通じるのか?
オーストラリアからのニュース。チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ14世がオーストラリアでテレビ局を訪れ、インタビューに応えてくれました。その際にキャスターのカール・ステファノビッチが彼にジョークを放ったのですが、師は何が面白いのかわからずポカンとする場面があったそうです。ではちょっとそのシーンを御覧いただきましょうか。
Anchor’s Dalai Lama Joke Falls Flat
VIDEO
カール:ダライ・ラマ、あなたがピザショップに入っていくとします。
ダライ・ラマ:ピザ?…ああ、ピザ、ピザね。
カール:それで、あなたはこう言うんです。「全てのものが入っている一つのもの(ピザの全部入り)を下さい」って!
ダライ・ラマ:えーと、えっ?
カール:えーと、だから、「全てのものが入っている一つの」…いや、あなたに通用しないのはわかってました(笑)
ダライ・ラマ:??
ダライ・ラマのみならず、私にも何が面白いのかさっぱり…。たぶん、向こうのジョーク的には、仏教の指導者が、いかにも説法のような言葉でピザを注文するのが面白いってことなんだろうな。しかし、チベット仏教における最高位で世界的に影響力を持つ方にこのジョークはないだろう…。面白けりゃ許すが。いや、ひょっとしてオージー的には大爆笑なのか?謎だぜ!
ちなみに「全部が入っている一つの物を下さい」と訳した「Make me one with everything.」というフレーズ、どうも元はこういうジョークのようです。
仏教の導師がチベットからニューヨークにやってきた。
彼はホットドックの屋台に自ら赴き,注文する。
「ホットドックを作ってくれ,キャベツとかケチャップとか、全部入れて(Make me one with everything)。」
屋台の主人は,注文どおりにホットドックをこしらえ,導師に手渡した。導師はは20ドル札で支払いを済ませるのだが,主人は,そのお札を金庫の中に入れて扉を閉めてしまうのだ。
「ちょっと,お釣り(Change)は?」と聞くと,主人はこう答えた。
「変化(Change)というものはあなたの内面からやってくるものなのでしょう?」と。
※参考:http://okwave.jp/qa/q1084105.html
「変化というものは~」のくだりは、きっと向こうでは仏教とか禅の思想というのはそういうもんだという共通認識があるんでしょうね。だからこそこのオチが成り立つ。とりあえずカールさんのギャグはイマイチだったということでOK?
<ネタ元:TheSum >
By ono
■優雅でおかしなレース前のお楽しみ
すごい頭だな!というわけで、イギリスからのニュース。イギリス王室が主催する競馬レース「ロイヤル・アスコット・ミーティング」が開催されたのですが、今年は記念すべき300年記念ということで、恒例のレース前のパレードでは様々な帽子をかぶったセレブレティが参加して話題を呼んでいます。
で、そのうちの一人が上の女性。もちろん帽子、というかカツラなわけですが、天高く盛り上げられております。かぶっているのはモデルのアネカ・タナカ・スヴェンスカさん。おかしな帽子のいくつかをご紹介してまいりましょう。
お札にカクテルにハッピーバースデイのロウソク…といかにもパーティー気分の帽子をかぶっているのは帽子メーカーのデイビッド・シリングさん。右はデザイナーのイザベル・クリステンセンさんです。こっちはなかなかいいんじゃない?と思ったらモチーフはプリングルスだそうで….。以下、デイビッドさんのコメントです。
「今年はロイヤル・アスコットの記念すべき300周年だから、この誕生日をお祝いしなければ、と思ったんです。私はこの帽子の他に”バースデイ・スーツ”も持っているんですが、他の人に衝撃を与えてしまいそうなのでね。」
右のごっついカツラは先程のアネカさん。左、やたら大きなつばの帽子はゲーリー・リネカーの奥様、ダニエル・リネカーさんです。ちなみにアネカさんのカツラはルイス・マリエットのデザインで、高さ2フィート(約60センチ)もあるんです。
「かぶっているのは大変だったわ。でも私はバレリーナの経験があるから、それが役に立ったわね。ちょっと引っ張られるけど、とても素敵よ。」
この方もなんだか頭が重そうですね。花のヘアピース、といった風情ですが、ちょっとバランスが悪くて、結局他の人に助けてもらわなければならなかったようです。製作者によると、18世紀フランスのマリー・アントワネット女王をモチーフにしているとのこと。
ちなみに300周年というように、ロイヤル・アスコットは1711年にアン王女によって創立されました。毎年このイベントでは17万本のシャンパンに1万匹のロブスター、5千匹のカキに1万8千箱のイチゴが消費されるそうです。一見お馬鹿なのに優雅、というのがさすがイギリス。紳士の国の面目躍如といったところでしょうか。
<ネタ元:The Sun >
By ono
■大きい声にも技術がいるのよ
その手があったか。というわけでアメリカはボストンからのニュース。アイスホッケーチーム、ボストン・ブルーインズのファンがロシアのオペラ歌手に大きな声で応援するための発声方法をコーチしてもらうそうです。
この歌手はElena Zoubarevaさんという女性の方。モスクワを拠点として活動しているのですが、2003年にボストンにあるバークレー音楽学院を卒業しており、彼女も熱狂的なバークレーズファン。こうした繋がりもあって今回のレクチャーが実現したということです。彼女はアイスホッケーファン向けに「叫ぶ会」こと「スクリーム・オフ」をTDガーデンという屋内競技場で月曜の4時と5時半に行い、大きな声を出すための最適な方法を伝授するのだとか。
この方です。
■正しい発音だと健康にも良い?
彼女曰く、間違った声の出し方で叫び続けると、声帯の上にポリープができやすくなるから、と心配しています。
「皆さんはそれほどうまくは叫ぶことができません。ただし、誤解しないでください。私が思っているのは彼らの健康を守りたい、ということなんです。私自身もホッケーファンですし、ブルーインズにも勝ってほしいと願っています。」
■しかし、これでいいのか
さて、レッスンの様子までは記事に載っていませんが、彼女は以前にもボストンの野球チーム、レッドソックスのファンに向けてレクチャーをしたことがあり、その時の写真があったのでご紹介しましょう。
エレナさん直々のレッスン。すると皆さんはどうなるかといいますと…
やっぱりそうきちゃいましたか(笑)!応援団みんながこんな感じだったら、それはそれでちょっと楽しいかもしれません。
<ネタ元:UPI.com >