By ono
■絶対に着たくない
そんなに着たくなかったのかと。というわけででアメリカはニューヨーク州からのニュースです。ビーチでライフガードとして採用された男性が、規定の水泳テストの際にSPEEDO（スピード）の水着を着ることを拒否したためにクビになる、という出来事がありました。
この男性はロイ・レスターさん61歳。彼はロングビーチで40年の間、ライフガードとして働いてきました。これまではバイクショーツ（短パンのようなもの）を着ていたのですが、規定の水泳テストの際にスピードの水着を着るように指示され、これを拒否したために長年働いた職場を解雇されてしまったそうです。これが2007年の話。ずいぶん前ですね。この措置が不当だと憤慨した彼は以来州を相手取って裁判を起こしているわけです。で、現在も係争中。
■20代とは違うんだからさ
彼は今回の件に関し、こうコメントしています。
「20代の頃だったら、スピードだって着てたさ。だけどね。50も超えたような人間に対してはスピードを着るのを禁止するような決まりがあってしかるべきだよ。」
ちなみに州の法律では、ライフガードは100ヤードの水泳テストの際にボクサータイプ、ブリーフタイプかボードショーツの水着を着ることを定めています。ピッチピチの競泳水着なんか着たくないというロイさんはこれを不服としたわけです。
ロイさんはこれまですでに2度訴えを却下されています。それでも彼は上告し、先週ついにそれが認められてようやく3度目の裁判が始まったわけですね。
■ていのいい厄介払い？
彼がそこまでこだわるのは何も水着を着ないのがおかしいという理由だけではありません。「水着の理由なんか口実で、当局は単に年齢の高いライフガードを追い払いたいだけなんだ」と彼は言います。「だいたい、自分はトライアスロンの選手をやっているけど、同世代の選手は誰もそんなぴちぴちの水着なんか着ていない」とも。
さてさて、水着の条件が州の法律で決まっている以上、彼が勝訴する可能性は高いと思えませんが、「厄介払いの口実」という部分では何となく同情できる部分も。この裁判どうなりますことやら…？
＜ネタ元：huffingtonpost.com＞
By ono
■子供ってうっかりしゃべっちゃうから
お母さんにだって秘密はあるんだから。というわけでイギリスからのニュース。最近の調査で、英国の両親は自分たちの秘密を守るために子供に年間1400ポンド（約17万円）の口止め料を払っていることが明らかになりました。
調査を報告したのは英国の保険会社、「Sheilas’ Wheels」。ちなみに口止めを頼んだ件数でいうと83回。4日に1回は何らかの秘密を内緒にさせているという計算になりますね。もちろん、両親同士での秘密もあれば、他の親にばれないようにという秘密もあるようです。金額的には毎週27ポンド（約3400円）。内容は新しい服を買ったことからジャンクフードを食べたことまで多岐にわたっています。以下に口止め内容のランキングをご紹介。
■親が子供に頼む秘密の口止めランキング
1位：贈り物を内緒にしておくこと（56％）
内容的には善良ですよね。例えばママがパパに買っておいたプレゼントの中身、バラしたらだめよ的な。
2位：割引価格で買い物をするために子供の年齢をごまかすこと（26％）
いい？9歳ってことにしとくのよ？10歳からだと割引にならないからね！、と。
3位：寝る時間を過ぎても起きていること（22％）
子供が、ってことなんだろうね。今日は夜更かししてもいいよ、ただしパパには内緒だよ的な。ママに就寝時間があるとも思えませんし。
4位：ジャンクフードやお菓子を食べること（16％）
ま、うるさいパートナーもいるでしょうしね。ジャンクフードは秘密にしておきたいよね。
5位：ぜいたく品を買ったこと（13％）
「あ、パパまた新しいパソコン？」「ママには内緒だぞ！」的な。あるある。大抵ばれるんですけど。
6位：年齢制限のある映画を観る際に子供の年齢をごまかすこと（9％）
イギリスだと映画の年齢制限が結構きびしいみたいです。12歳未満、15歳未満、18歳未満などと細かく分かれています。
7位：親の規則違反を内緒にすること（8％）
どんな規則なのかにもよりますけどね。
8位：家のものを壊したこと（7％）
ママの大事にしてた花瓶をパパが割っちゃった…みたいな感じでしょうか。
9位：法律違反（5％）
どんな法律なんだ。駐車違反とかなのか？まさか脱税とかではないよね。
10位：車に傷をつけた（3％）
壁にこすっちゃった…的な。これは内緒にしておきたいよね。
さて、じゃあその口止め料はどうやってあげているのかというと、内訳の平均額を見ると一番多いのが177ポンド（約2万2千円）で「ゲーム・ガジェット類」、以下「服」、「靴」、「トレーナー」などと続くそうです。また、現金で直接渡している額の平均は114ポンド（約1万4千円）。子供にしてみれば良いバイトです。調査を発表した「Sheilas’ Wheels」の広報はこうコメントしています。
「大部分の英国人は多くの秘密を隠し持っているということがわかりました。バースデイ・プレゼントなどサプライズのものを台無しにしないために黙ってくれるよう子供に頼む、というのが秘密の大半です。ただ、法律違反や年齢詐称など、隠してはいけないものもあると思いますね。」
皆様のご家庭にもきっとこの手の秘密ってあると思うのね。そういえば子供のころ、何の秘密だったか忘れたけど母親に口止め料代わりにガンプラを買ってもらったことがあったなあ。60分の1のフルアーマーガンダムでした。あんなでかいの、よくバレなかったもんだ。
＜ネタ元：news:lite＞
By ono
■お前は誰のゲロだと
お菓子泥棒は食べこぼしたお菓子で追跡。じゃあ飲酒運転はこぼしたゲロで追跡ですよね。というわけでアメリカはミネソタ州からのニュース。飲酒運転のドライバーが吐いた後を追跡されて捕まったそうです。
警察の発表によりますと、パトロール中の警官がアパートの駐車場において、かなりの量のまだ新しい吐しゃ物が撒き散らされているのを発見しました。どうもその吐しゃ物（ゲロですね）は駐車場に停めてある一台の車から始まっているように見えたそうです。警官はすぐさまこの車の運転手と同乗者２名を調べ、コンタクトをとりました。尋問をすると、やはり駐車場の吐しゃ物は乗車していた人のものであることが判明。血中アルコール濃度を検査したところ飲酒が判明しました。
ドライバー、同乗者共に21歳未満（アメリカではアルコールが飲めるのは21歳から）でかつ飲酒していたということで、3人ともすぐに拘留・逮捕。お疲れ様でございました。
関連：お菓子をこぼしながら逃げた泥棒、捕まる
＜ネタ元：minnesota.cbslocal.com＞
By ono
■普通の人が意外と面白い
海外のハイレベル過ぎてぐぅの音も出ないようなコスプレイヤーというのは度々紹介されるわけですが、今回は逆に、「なんかぬるくて良い」感じの方をご紹介したいなと。例えば上の写真はサンディエゴで開催された「コミコン・インターナショナル」での一枚。ディズニーヒロインがそろい踏みなんだけど、中途半端な感じがすごく良いな。てなわけで、UPI.comに掲載された海外のコスプレ写真をどうぞ。
Read more »
By ono
■手段そのものは良かったが
何やってんだ…面白過ぎるだろが…というわけでジンバブエからのニュース。タイトルの通りなのですが、金庫を開けようとしてTNT火薬をセットしたら、量が多過ぎたのか金庫を丸ごと破壊してしまうという事件がありました。
事件が起きたのはハラレに近いノートンという町。３人の男がサービスステーションに押し入り、現金を奪おうとしました。男達は従業員を縛り上げると金庫を探し出し、開けようとしたのです。一人がTNTの爆破装置を取り出し、金庫にセットしていたそうです。
彼らが爆薬を点火させるとあたりを轟音と煙が襲います。しかし、男達が中の現金を手にすることはありませんでした。爆薬があまりにも破壊力があり過ぎ、金庫を中の現金ごと吹き飛ばしてしまったのです。
■犯人は現在も逃走中
従業員の話では金庫の中には紙幣で2600ポンド（約32万円）程がしまってあったとか。現金が炎に包まれているのを見て犯人達が手ぶらで逃げ出すのを確認すると、従業員が通報、警察が急行しました。
警察のスポークスマン、クレメンス氏は今回の事件について取材に応えこうコメントしています。
「マネージャーのオフィスに侵入する間、強盗のうちの一人は見張りをしていました。犯人達は金庫の右上の隅に爆破装置を据え付け、現金を取り出そうとして点火させたようです。調査は現在も進行中ですが、我々はまだ容疑者を一人も逮捕していません。」
そういえば以前ダーウィン賞2009で、「ATMを破壊しようとしたら爆薬の量を間違えて自分達が爆死してしまった２人組の強盗」ってのがいましたね。そういう意味では今回はとくに死傷者が出ていないので良かったよね、ということでいいんでしょうか。こっちの方が心置きなく笑い飛ばせますしあはは
＜ネタ元：metro.co.uk＞
