By ono
■どこへでもお届けしますよ
うーん、さすがロシア正教…!?というわけでロシアからのニュース。ロシア軍では現場の兵士のメンタル面を支えるため、パラシュートで教会を丸ごと飛行機から投下する計画をたてているそうです。もちろん聖職者もパラシュート部隊。
「ユニークなハイテク」により投下される予定の教会は、軍用テント、ディーゼルエンジンによる電源、エアコン、冷蔵庫などの一式による組み立て式の教会を、軍用車量を投下する際に使うパラシュート用プラットホームにのせたものになるそうです。
当局の発表によれば、戦地においてもロシア正教会の信者には宗教的儀式が必要であり、そのために上記の物資のほか、ベルや十字架などの儀式で使用される数多くの用具を届けなければならないのだ、とのこと。
しかし「パラシュートによる最前線教会」を実現させるためには、経験豊かで降下部隊としても活躍できる従軍可能な牧師が必要です。そのため現在も多くの牧師へ徴兵の呼びかけが進められています。
教会の存在は人の気持ちのよりどころであり、戦地において兵士の気分を高らかに高揚させる効果があるとこの計画を発表したプロジェクトは提唱しており、この計画によれば、教会に配置される「従軍牧師」は3月中旬から降下部隊とともに訓練を受ける予定で、これはパラシュートの使用方法を練習するだけではなく、地上において教会を組み立てるやりかたも研究します。
…別に無理矢理飛行機から投下しなくたって、トラックみたいな車両に簡易的な施設を作って走らせればいいんじゃないの?と思ったら、そういう施設はすでにあるみたいです。トップの画像↑なんかはまさにそれですし、他にも
とか、
こんなのとか。
自衛隊の海外派遣なんかだと逆に向こうの宗教に気を使ってて、日本から宗教的施設を持ち込むなんてとんでもないって感じですよね。でも、たとえ可能になったとしても、仏教・キリスト教の他にもたくさんありますし、しかも浄土宗に禅宗だのカソリックにプロテスタントだのそれぞれの宗派なんかまで気を使い出したらものすごい大部隊になって…やっぱやめた方が良さそうです。
<ネタ元:rt.com>
By ono
■高さなんて関係ないぜ
そこまでするんだったら許してやろうかと思いかねないニュースがオーストラリアはメルボルンから。ビルの55階にあるカクテルバーでお酒を飲んでいた男性4人がお勘定を払わずにベランダから飛び降り、パラシュートを開いて逃げるという事件がありました。
ちなみにこのビルはリアルト・タワー。バーがある階の高さは約800フィート、243メートルにもなります。突然男たちが飛び降りるのを見た従業員や来店中の客からは悲鳴があがったそうです。しかし彼らはスーツの下にパラシュートを隠しもっており、途中で開くと写真のようにゆうゆうと滑空していきました。
リアルトタワーの写真はこちら。
■料金を払ってほしいな
警察でも通報を受けて出動しましたが、調べによればタワーの下には逃走用の車が待っていたそうです。また、一人は着地に失敗、木に引っかかってしまったとか。バーのオーナー、シャノン・ベネット氏によれば、4人はジン・ベースのネグローニというカクテルを飲んでいたといいます。
「彼らはすぐに映像をYoutubeにでもあげようと思っていたのか、ヘルメットの上にカメラをつけていました。彼らが捕まって料金を払ってくれるのを希望していますよ。」
警察署長のキーロン・ウォルシュは、
「全然クールじゃありません。単なるバカです。」とコメント。
件の彼らがカメラを頭につけていたとのことですが、今のところYoutubeにそれらしい映像は上がってきていないようです。とりあえず翌日放送されたニュース映像はこんな感じ。
ニュースによれば、これまでにも度々ベースジャンパーのチャレンジの舞台となってきたリアルト・タワー。危険を伴うからオフィシャルでは絶対許可できないし、危険を伴うからこそチャレンジのしがいもあるという頭の痛い状況ですね。こんどは窓際にも支払い用のカウンターを設置しなくちゃいけないのかしら。「お帰りは窓からですか?では支払いはこちらでどうぞー」的な感じで。
<ネタ元:thesun.co.uk>
By ono
■線引きはどこなのか
ポルノならダメで、アートならいいの?難しい問題ですよね。というわけでアメリカはニューヨーク、マンハッタンからのニュース。小学校の目の前にあるアートギャラリーで、裸の女性の絵が展示されていることに保護者が怒り、ちょっとした論争になっているのです。
マンハッタンの南、イーストローワーサイドに小学校があります。通りを挟んだ目の前にはオーチャード・ウィンドウズ・ギャラリーというアート・ギャラリーが位置しているのですが、ここが小学生の親達によって危惧されているのです。前述のようにギャラリー内に「猥褻な」作品が展示されており、前を通る子供達に見えてしまう、というのですね。一年生の子供を持つイボンヌ・ツングさんはこうコメントしています。
「学校の周りにあんなものがあるなんて。とても猥褻です。こんなものがあってはいけないのです。芸術は自己を表現する場所でやるべきであって、それは学校のそばではありません。娘がこんな写真を見たらと思うと、私はとても動揺しています。」
■これはポルノなどではない
ギャラリーのオーナーであるディーノ・エリ氏は、問題となっている作品、リー・ジェファール氏の「スクウィール・スープ」というアート作品について”これは卑猥ではない”と述べています。
「私たちはボルノなどを扱ってはいません。これは乳房です。すべての女性が持っている、ね。」
エリ氏は学校当局に出向いて話し合いを持ちましたが、妥協点は見いだせませんでした。この問題は現在も解決していないようです。
で、今回問題となった「スクウィール・スープ」という作品、調べてみたらありました。こちらです。
leajeffire.comより
えっ…うーん。確かに女性の裸体を扱っているけれど、なんていうかわいせつな感じがしないなー。セクシーさがかけらも無いからかしら。
対子供で考えると、ポルノorアートっていう線引きは非常に難しいよね。例えば”性行為を感じさせるものはNG”みたいなとらえかたじゃ今回の作品だってOKになっちゃう。見た感じお風呂だもん。みなさんはどう感じるかしら…?
<ネタ元:nypost.com>
By ono
■ボトルを挟んだら後はお任せ
こういう技術の無駄使いが大好きな管理人ですこんにちは。ワインのコルクを抜いてグラスに注ぐまでを全自動でやってくれる巨大な機械がお目見え、話題になっております。
どうやって動くのか、まずは映像からご覧いただきましょうか。
動作はゆっくりですが、ものすごく複雑な動きをしているのですね!動力は手回しですけど。これには2つの大きな大砲の弾、スチームエンジン、時計のスプリングなどが組み込まれているのです。さてこの機械、コーンウォールのペンリンに住むロブ・ヒッグズ氏が4年の歳月をかけて制作したもので、お値段はなんと10万ポンド。日本円では…えっ1300万円?値段にも驚きです!しかも既にとあるホテルに売約済みだとか。
ONEOFONEHUNDRED・LIMITED社の依頼で制作したというヒッグス氏はこの機械をもう25台制作することになっています。彼は子供の頃祖父の影響を受け、面白い発明品を造り出すことだけに自分の人生を費やしてきた、と振り返ります。
「このコークスクリュー・マシンの部品は、ほとんどがスクラップ置き場やガレージセール、アンティーク・フェアで見つけてきたものです。私の作業場にはこうしたゴミやジャンクの部品が何トンも積み上がっていますよ。こういうのがアイデアを考える上で役に立ちます。脳の運動になるんです。図書館に調べものにいくようなものですよね。」
というわけでごつくて優雅な自動機械。手でやればすぐにできそうなことをこれほどまでに大掛かりな機械にしてしまうのがやっぱり粋ってやつですよね。では、逆にぜんぜんいけてないワインの開け方は、というとやっぱりこれでしょう。
ボトルの底に靴をはかせて壁にどんどん!うーんダメな感じがするなー…。
<ネタ元:metro.co.uk>
By ono
■衛星ビーコンは生きていた
これはちょっとすごいかもです。イギリスとニュージーランドからのニュース。ニュージーランドの山で遭難したイギリス人男性のSOS信号が遠く離れた本国イギリスで受信されて救助につながるという出来事がありました。
この男性は元教師のクリス・ペインターさん61歳。イギリスの西ヨークシャー出身の彼はこの日ニュージーランドのカフランギ国立公園でトレッキングを楽しんでいました。
10日間思う存分釣りを楽しむつもりでやって来たクリスさん。しかし彼は公園内で膝を痛めてしまい、突如として動けなくなってしまいました。たった一人で携帯電話も持たない彼は誰にも助けを求めることができません。万事休すかと思ったクリスさんは手持ちの荷物で何かできないかと考え始めました。
そんな時、荷物の中からビーコンが出てきたのです。これは彼が10年前にイギリスから移住するときに買ったもの。パーソナル・ロケーター・ビーコンといい、衛星通信を介して沿岸警備隊に救難信号を届けるための発信機でした。もちろん10年前のものですし、登録されている発信先はイギリスのコーンウォールにあるファルマスの沿岸警備隊です。今では11000マイル(1万7千キロ!)も離れてしまった、遠く彼方にしか発信できないのです。しかしものは試し。彼はビーコンを起動させると緊急遭難信号を発信し始めました。
■その頃イギリスでは…
場所はイギリスのヨークシャー、スーザン・フォスターさんの家で突然電話が鳴りました。
「クリス・ペインター氏の義理の兄弟であるフォスターさんのお宅ですね。ファルマス沿岸警備隊のものですが、先程ペインター氏からの救難信号が届いたんです。氏が今どちらへ出かけているか知りませんか?」
電話を受けたスーザンさんもびっくりです。とりあえず彼女はクリスさんがニュージーランドへ移り住んでおり、最近カフランギ国立公園へ探検しに行くと言っていたことなどを伝えました。
一方こちらは例のクリスさん。彼が救難信号を発信してから1時間20分ほどが過ぎた頃、ヘリコプターの音が聞こえてきました。イギリスからの連絡を受け、救助隊が捜索のヘリを飛ばしてくれたのです。程なくして彼は発見してもらうことができ、安全な場所へと運ばれたのでした。MCA(イギリス沿岸警備隊)のスポークスマンはこうコメントしています。
「ニュージーランドの仲間に連絡して、ペインター氏が助けを必要としている情報を得た、と伝えることができたんです。」
クリスさんは現在ニュージーランドの自宅で回復しており、松葉杖をついて歩けるまでになっています。彼は沿岸警備隊による驚くべき援助の早さについて感謝している、と述べました。
「私はこのビーコンを10年前に買ったのですが、こちらに移住してからは連絡先の更新など、まったくしていませんでした。たったの1時間20分で救助隊が来てくれ、救護隊員に保護してもらえたのです。」
いやー、まさかニュージーランドのSOSが地球のほぼ反対側、イギリスまで届いていたなんて驚きです。頼もしい沿岸警備隊の方にはひたすら感謝ですね。毎回こうはいかないと思いますので、次回からは携帯電話をしっかり持って行ってほしいものです。でもだいたい何かあるときって電波が届かない場所だったりするのよね。管理人も峠で事故った時携帯が圏外で途方にくれたことあるわ-。皆様もお気をつけ下さいね。
<ネタ元:dailymail.co.uk>