5月

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サイズごとのブラの価格設定に女性が激怒!

By ono   2009年5月7日


Bra wars! Marks & Spencer faces revolt over ??2 surcharge on DD-cup underwear

materials.jpg 大きいことはいいことだ…じゃなさそうですね。イギリスの下着メーカーが、大きいサイズのブラの値段を上げたところ、女性団体から猛抗議を受けているというニュースが入っています。
 問題となっているメーカーはマークス・アンド・スペンサー(M&S)。会社側はDDカップ以上のサイズのブラの値段に2ポンド(約300円)を追加するとしたのですが、これに反発したのが「ラージャー・ザン・アベレージ・レディーズ(標準より大きい女性達)」という団体。彼女達は会社の年次総会を襲撃するとまで言っているのです。
 M&Sの言い分は「大きいサイズのブラには余分に手間と材料費がかかるから」というもののようです。
女性団体側はFacebook(先日話題になったミクシと同じようなソーシャル・ネットワーキング・サービスですね)上で「Busts 4 Justice」というキャンペーンを展開。何千人もの女性から支持を得て、M&Sの株を買い占めました。AGMと呼ばれる年次株主総会に出席するためですね。
 その後、「追加料金は撤廃しない」という内容のM&S社内のメールがリークされて運動はさらに激しくなってしまいました。会社側は料金を戻すつもりはないようですね。これを受けてBusts 4 Justiceの創設者の一人、ベッキー・ウィリアムズさんとサポーターはM&Sのランジェリーチームと会談を設けましたが話し合いは決裂。以下、ベッキーさんのコメントです。
 「彼らの決定には非常に失望しています。彼らは顧客である我々の意見をまったく聞こうとしないのです。だから、彼らは今度は株主としての我々の話を聞かなければならないでしょうね。マークス&スペンサーは英国最大のランジェリーメーカーです。だから価格設定の影響を受ける全ての女性のために価格を考えてほしいの。ライバルメーカーがサイズでの価格差別をしていないし、この料金が正当化されるとは思いません。」
 といったわけでまだまだベッキーさんのコメントは続くわけですが、彼女自身も、不満を持っている女性の多さに驚いており、巨乳であるということは感情的にも大きな問題なのだ(だから値段について考慮して下さい)、と言っています。 
 M&Sのスポークスマンはとりあえず反論。
 「我々はできる限り多くの快適さを提供するために設計をしています。ワイドなストラップや、繊細な胸をサポートするカップや背中部分などです。お客様はちょっとした値段で専門家によるブラジャーに組み込まれた革新とテクノロジーのサポートが得られて幸せだとおっしゃります。」
 ちなみに、サイズによる値段の差を設定していないというメーカー、「ラ・センザ」のマーケティング・ディレクター、リサ・ボンドさんはこう言います。
 「我々は、胸の大きさで女性を差別するべきではないと思っています。」

 さーて、より顧客サービスにすぐれているのはどちらなのかしら?そして7月にあるという株主総会はどうなるのかしら?非常に気になる?ニュースでした。それにしても、カップサイズで料金が変わることにこれ程非難が集まるということに管理人はびっくりしました。やっぱりおっぱいの大きさというのはセンシティブな問題なんでしょうか。見方を変えれば「あなたはオッパイが大きすぎるのでブラの値段が高くなっています」と言われてるわけで、たしかに面白くない気もしないでもないですが…。
 女性の皆さんはどんな風に感じるんでしょうか。

<ネタ元:mail online


3 Responses so far

さらしを巻け

日本でも一定サイズ以上だと価格がUPされてます。
しかたないかと思ってましたけど…。
好きで大きな胸に育ったわけじゃなし、不満もさまざまな不都合もあるもんなんです。
なかなかわかってもらえませんけどねっ!

>匿名様
でも…さらしだと胸の谷間が…じゃないかしら?
どうなのその辺?寄せて上げるさらしもあったりして?

>mikan様
日本人的発想ではついつい仕方ないかって思っちゃいますよね。
おっぱいが大きい=恵まれてる、みたいな変な先入観もあったりして、大きいんだからいいじゃんみたいに思われてしまったり?
靴フェチの友人曰く、アメリカでは靴のサイズなんかにも、ものすごいバリエーションがあってしかも値段は変わらない、とのことでした。サイズに関して値段で差別しない、というのは海外的には普通の発想なのかなあ。

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