お皿手裏剣で強盗を撃退したオーナー
■お皿をシュッシュッと
パブのお皿を手裏剣代わりにして投げつけ、強盗を撃退した男性が話題になっています。イギリスからのニュース。
事件があったのはMid-North Coast、リバービュー・タバーンというパブ。先週の木曜の早朝に、大きなハンマーとバールで武装した4人の強盗が覆面をかぶり侵入してきました。彼らは店内にあったボーカーマシンから現金を略奪しようとしたのです。
このとき店にいたオーナーのレス・マーフィーさん(58)は強盗団に攻撃を受けました。以下、彼のコメント。
「やつらは歌を歌い出しました。そして、1人がスレッジハンマーで私に襲いかかってきたんです。」
偶然にもハンマーは数センチマーフィーさんの顔からそれ、彼は台所へと逃げました。
■白いお皿が目に付いた
「男はまだ私に向かってくる様子でした。思いましたよ。”私は何をやってるんだろう?”ってね。そのとき、ちょうど洗ったばかりの皿が積んであるのが目に入ったんです。それで私は6枚程を脇の下に押し込んで、フリスビーのように投げつけてやったんです。」
一枚は強盗の肩にジャストミート。もう一枚は他の強盗の頭の近くに飛んでいきました。
「最初の2枚はかなりうまくいきました。強盗たちは店外へ逃げていったので、私はすぐに追いかけたんです。逃走車のナンバーを確認してから、もう何枚か投げつけてやりました。」
最初の2枚ははずしましたが、3枚目は命中。まだ開いていたドアから車中に飛び込み、犯人たちは大混乱。車はそのまま逃走しました。後で犯行に使われた車はケンプシーで乗り捨てられ、火をつけられているのが見つかったそうです。警察ではまだ犯人を追跡中とのことでした。
■彼を称えてすてきなあだ名が
後から考えると、マーフィーさんは自分がずいぶん危険なことをしてしまったと思ったそうです。
「だけど、そういう時考えるのは自分のお店を守ることだけでしょう?それに私のワイフや娘も近くにいたし、強盗がそっちへ入ってくる可能性だってあったんですから。」
今回の勇敢な行いで、彼は仲間から新しいあだ名をつけられました。その名も「ニンジャ・マーフィー」。お皿をシュッシュッと投げつけた彼にぴったりですね。
なんだかジャッキー・チェンの映画に出てきそうなワンシーンです。せっかくいいエピソードが(?)できたんだから、お店もいっそ「ニンジャ・パブ」にしてしまえば強盗も近づかなくなるんじゃないでしょうか。「今度やってきたらお皿じゃすまねえぞ!手裏剣だからな!」みたいな感じでさあどうだ
<ネタ元:Daily Telegraph>
3 Responses so far
9月 11th, 2009
13:32
写真が皿投げる気まんまんって感じで面白いですね。コントロールが悪ければ大変な事になってたかも。
9月 11th, 2009
19:12
>clydemender様
>コントロールが悪ければ大変な事に
まったくです。盗まれた金額よりも店の被害の方が大きくなってたり、ね。
9月 14th, 2009
23:53
もうほんとにど~でもいいんだけど, どっちかというと棒手裏剣を使う方が多いんじゃなかったっけ….
そ~いう意味では, お皿ではなくナイフの方がより本物の忍者っぽいのかもしれん.
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