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「Tシャツの柄が不適当」で投獄された女性

By ono   2010年5月6日


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■そのデザインはNGだった
 Tシャツに書かれているメッセージが不快であるという理由で法廷侮辱罪を言い渡され、投獄されてしまった女性がいるようです。アメリカはイリノイ州からのニュース。
 写真の女性はジェニファーさん19歳。彼女は今週の月曜日に友人の訴訟でとある審理に出席していました。ところが、裁判官のヘレン・ローゼンバーグ氏が彼女の着ているTシャツに不快感を表明。そのTシャツには、こう書いてありました。

「I own the ●●●, so I make the rules.」
私には●●●がある、だから私がルールなのよ

 ちなみに●●●の部分には女性の生殖器をやんわりと表現するようなものが書かれていたそうです。ジェニファーはTシャツが駄目なだけなんだろうと思っていたのですが、なんと彼女は法廷侮辱罪を言い渡され、一晩投獄されるはめになってしまいました。
 「Tシャツを着てるだけの人を逮捕するんじゃなくて、もっと外に出て法を破っている人たちを探すのが仕事なんじゃないの?」とジェニファーさんも怒り心頭です。
 ちなみにビクトリア・ロセッティ首席判事は、どんなふるまいが侮辱にあたるかを決定するのは法廷の裁量であることを確認したとのこと。ビクトリア氏も、今回の件についてはコメントを控えているそうです。ジェニファーを担当する弁護士のカラギス氏は最後にこうコメントしました。
 「彼女が単にTシャツを着ている、という事実は正義の執行にはなんの関係もないことです。」

■Tシャツの柄が問題になった過去の例
 そういえば以前にも似たような事例はいくつかありました。
・トランスフォーマーTシャツで逮捕騒ぎ
 イギリス。トランスフォーマーのTシャツを着ていたら空港で止められ、危険なので脱がないと飛行機に乗せれないともめるはめに。空港側は 「Tシャツに例えば粗暴な言葉や爆弾のイラストなどがプリントされていた場合、乗客にそれを外してもらうことがあります。」だって。
・カンガルーのTシャツが法廷侮辱罪に
 シンガポール。「彼らは裁判官のガウンを着ているカンガルーの絵がプリントされたTシャツを着て、裁判官を憤慨させた。」という理由でとがめられてしまいました。
 海外だとTシャツの柄にも要注意ですね!

<ネタ元:suburbanchicagonews.com


5 Responses so far

どうせなら「裸のように見える服」の方がよかったんじゃないかなぁ. 某放送局の年末恒例歌番組のときみたいに.
さておき.
イリノイ州の州法は調べていないのでわかりませんが, 「外に出て法を破っている人たちを探す」のは判事の仕事じゃないと思います.
あと, ネタ元を見ると「Tシャツが認められてない裁判所もある」ってあったりしますから, 本当はこの裁判所にもドレスコードがあるのかもしれません.

平和だな

[…] 「Tシャツの柄が不適当」で投獄された女性 […]

>taco様
>「外に出て法を破っている人たちを探す」のは判事の仕事じゃない
非常に同感です…(笑)
厳粛な場所ですので、ドレスコードっていう見方もあるかもしれないですよね。Tシャツっていう時点で問題ありみたいな。

>匿名様
平和ですよね(笑)
こんな間抜けなニュースを毎日拾えることの方が平和かもしれませんが…

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