1年間自宅の庭に隠れ続けた男
■小屋でひっそり1年間
よく頑張った…と言うべきかどうか。イギリスからのニュースです。債権者から逃れるため自宅の庭にある小屋に1年間もの間ずっと隠れていた男性が、先ごろ姿を現したそうです。
写真の男性はスティーブ・モリスさん60歳。借金が返せなくなった後、債権者が家に押しかけてくるようになったため、テレビと電子レンジだけを持って庭の小屋へとこっそり移り住んだのだそうです。資産差し押さえで彼は家からの立ち退きを命じられ、家のロックも債権者によって取り替えられてしまいました。かといってお金を返すあてもないモリスさん。仕方なく借金取りに見つからないようひっそりと庭の小屋で暮らすようになったのです。
■心配した住人が通報
そんな生活が1年間続いた頃、隣家の住人が「モリスさんが行方不明なんじゃないか」と心配して警察に相談。警察が捜査に乗り出したところ、彼はすぐに見つかってしまったというわけです。
モリスさん曰く、彼は自営業のエンジニアをやっているのですが、仕事用機材の購入のために銀行から借り入れた1万ポンド(約145万円)を返すことが出来なくなったのだそうです。
「私は一文無しでどん底の生活でした。望みはあきらめ、ドアをドンドン叩きに来る債権者から逃れるために、庭の小屋へと隠れたんです。」
■晴れて再び我が家へ
その後、彼は市民相談協会という団体にアドバイスをもらい、彼の負債を凍結した上で、新たな返済プランを立てることができました。こうしてようやくモリスさんは目の前にあった自分の家へと帰ることができたのです。
「市民相談協会の方々には、毎日1万回感謝したって足りないよ。彼ら無しには私は全てを失っていたんだからね。」
さて、自宅を目の前にして小屋で暮らしてた彼の1年間。これはトム・ハンクスあたりが主演してハリウッドで映画化…するにはスケールが小さすぎるか。とりあえずお疲れ様。
ご利用は計画的に。
小料理屋、贅沢は敵だ。
個性的な聞き間違いはいいから。
<ネタ元:TheSun>
5 Responses so far
9月 12th, 2010
22:47
「市民相談協会の方々には、毎日1万回感謝したって足りない」か… やってもらおうじゃないか.
ちなみに 1日はたった 86,400秒.
9月 13th, 2010
20:08
比喩表現だろう?
「もう死んでもいい」「死ぬほど嬉しい」なんて表現に
じゃあ死ねば って言うぐらい無粋
9月 14th, 2010
07:47
>taco様
8秒間に1回ですね!(笑)
>匿名様
そうですね、それぐらい感謝してますということで。
あとは…警察に教えてくれた隣人にも感謝してほしい所かしら?
9月 20th, 2010
09:45
隣人は一年間もヒヤヒヤしながら過ごしてたのか。もっと早く動いてもよさそうなもんだが
9月 21st, 2010
17:56
>匿名様
そうですよね。いないなあと思ってから一年も立ってる訳ですから…。近所付き合いは大事かもです。
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