【恋は盲目】自分を包丁で刺した女性に法廷でプロポーズ
■僕は彼女を愛してる
許せるってすごいことだよね。というわけでイギリスからのニュース。自分を刺し殺そうとした女性に法廷でプロポーズした男性がいたのです。
さて、写真の男性はグレゴリー・トッドさん48歳。彼は先日法廷でティファニー・ベイリーさん(32)が現れたら片膝をついて指輪を差し出し、プロポーズをする予定でした。けれども片膝をつくのがうまくいかず、プロポーズの言葉もうまく伝えられませんでした。結局彼は公開の審理において、彼の弁護士を通し、法廷の場でその言葉を届けることになったのです。ちなみに、なぜティファニーさんが法廷に出なければならないかというと、彼女はグレゴリーさんが寝ている間に、彼の背中に12インチの包丁を突き刺したからなのです。
■下手すれば即死だったかも
事件が起きたのは昨年の12月。10週で亡くなってしまったティファニーさんの息子の命日でした。彼女は自分の悲しみに向き合うのが非常につらかった、というようなことをこの日の法廷でも弁護士が語っています。また、なぜ彼女が突然グレゴリーさんの背中に包丁を刺したりしたのか、自分でもうまく説明することができないと述べています。
ちなみに、包丁の刃はグレゴリーさんの肝臓・すい臓をつらぬいており、彼がすぐに医者に手当を受けなかったら死んでいたと医者は言っています。でもグレゴリーさんのティファニーさんへの愛は変わらなかったみたいですね。
「私は彼女に指輪を渡したかったんです。でも彼女は刑務所にいてそれもままならない。だから法廷で顔を見れる今日、プロポーズしようと思ったんです。彼女に刑務所は必要ありませんよ。」
■とても難しいケースですね
現状ですと、とりあえずティファニーさんには殺人未遂、意図的な重大な身体への障害、などの嫌疑がかけられています。今回の事件を担当している判事のマイケル氏は、グレゴリーさんが彼女のことを許しており、今までの二人の関係を続けていきたいと言っていることは承知の上で、このようにコメントしています。
「思うのですが、もし彼が即死していたら、彼女は間違いなく終身刑を科されていたでしょう。最短でも25年です。殺人未遂の有罪判決だと15年。これは難しいケースなんです。ガイドラインを重視するなら、最低でもある程度の長さの禁固刑が示されるでしょう。」
というわけでちょっと不思議な今回の事件。殺されかけた男性が女性に対しプロポーズ、あまつさえすぐに法廷から開放してあげて欲しいと訴えるという。被害者に早く出してあげてって言われたら判事だってそりゃ悩みますよね。
殺され(かけ)ても好きな人…..っているものなのかしら。「包丁で襲ってくるくらいワイルドなキミが好きなんだ!」的などM…じゃないよねやっぱり
<ネタ元:newser.com>
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