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新開発?ゾウのウンコから抽出したコーヒー豆、100グラムなんと9千円!

By ono   2012年12月10日



■ゾウのウンコは値千金!
 ちなみにキーコーヒーのキリマンジャロブレンドは200グラムで698円ですから。カナダの企業がゾウの排泄物から抽出したコーヒー豆を販売すると話題になっています。
 ちなみにコーヒー豆を生産するのはゾウがたくさんいるタイ。「ブラック・アイボリー・コーヒー」のオーナー、ブレイク・ディンキンさん(42)が製造しています。ここでは20匹のゾウが飼われているのですが、与える餌の中にコーヒーの実をあらかじめ混ぜておき、彼らが排出した糞の中から程よく発酵した実を回収、コーヒー豆へと加工するというのですね。ブレイク氏はメディアの取材に対しこうコメントしています。
 「ゾウたちがコーヒー豆を食べると、胃酸が豆のタンパク質を分解します。これは豆の苦さに関係してきます。結果として、苦みの少ない滑らかな味のコーヒー豆ができあがるということなんですね。この発酵は、他のコーヒーでは味わえない独特のフレーバーを与えてくれますよ。」

■最初は心配でした
 現場でゾウたちの管理を委託されているのは、ゴールデン・トライアングル・エレファント財団。財団の代表であるジョン・ロバーツ氏はもともとこの事業に対し懐疑的だったと述べています。
 「私も最初、コーヒーのカフェインが影響を与え、中毒のようになってしまわないかと心配しました。しかし、我々が調べた限りでは、コーヒー豆がゾウの身体に危害を加えることはありませんね。」とのこと。
 コーヒー豆はタイトルの通り100グラム約9000円という超高級なお値段で市場へ出されていきます。売り上げの8パーセントは財団へと寄付され、彼らのヘルスケアに対して使われるのだそうです。

■ウンコといえばあのコーヒー
 アイデアの元になっているのはやはり高級コーヒーでおなじみの「コピ・ルアック」。こちらはジャコウネコの排泄物から抽出したコーヒー豆を使用したもので、映画「最高の人生の見つけ方」でお金持ちのエドワード(ジャック・ニコルソン)が最高級のコーヒーだと自慢しながら飲んでいましたね。自然界のどこに落ちているかわからない糞よりも、ゾウから山のように出るウンチを使った方が効率が良いと考えるのはありっちゃありかなー、と。ちなみにコピ・ルアック、私が見た通販サイトでは100グラム3900円〜6500円で売られているようです。
 今回ご紹介したブラック・アイボリー・コーヒーは生産量が少ないため、現在は世界で8カ所の高級ホテルにのみ提供されています。どこで飲めるのかは同社のHPに掲載されていますのでご参考までに。
http://www.blackivorycoffee.com/#!distribution/cc4t

 高級ホテルは無理だけど、コピ・ルアックくらいは飲んでみたいものです。エドワードの気分で。

<ネタ元:news.sky.com


2 Responses so far

ウンコなのにうまいのか?

>匿名様
かなり入念に洗浄してるんだろうな、とは思うんですが…そうだよね?きっと?

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