「ウーッワンワン!」警官の声マネを本物と勘違い、あきらめて投降した強盗
■警察官が「ワンワン!」
犬のふりも意外と効果あり。というわけでアメリカからのニュース。家に立てこもった犯人を説得するのに犬の鳴き声をまねした警官が話題になっております。
先日、コネチカット州のニューヘブンでは警察と容疑者のにらみ合いが続いていました。この日午前10時40分、覆面をした2人の男が民家に入っていくのを隣人がみつけ、不審者がいると警察に通報したのです。調べたところ民家は3階建てで、1階は空き部屋、2階は不在、3階には家族が住んでおり、警察はすぐ3階の一家に電話し、鍵を閉めて出ていかないよう警告しました。
10人くらいの警察官が家の周りを取り囲みます。まだ容疑者の2人は建物の中。どうやら吹き抜けの階段にいるようです。よびかけるも出てくる気配はなし。3階には人もいるため、うかつに突入することも難しい状況です。
■いいのか!?警察犬がいるんだぞ!
そこで警察は一計を案じました。スピーカーで犯人に話しかけます。
「おとなしく出てこい!出てこないなら、警察犬を投入するぞ!」
…実は警察犬なんていないのです。用意できなかったので。ではどうするのかというと、突然警官の一人が犬の真似を始めたのです。
警官「ワンワン!バウバウ!」
そんなんで効果あるのかよと思うのですが、なんとこのものまねがやたらリアル。本当に警察犬がいると勘違いした犯人は抵抗をあきらめ、おとなしく出てきたのです!すごいね!
犯人のクワメ・ウェルズ―ジョーダン(20)とノーマン・ブーン(23)は手を上げて外へ出てくると即座に警官が駆け寄り逮捕となりました。2人には犯罪歴があり、自動車窃盗などの嫌疑がかけられています。
…犬のまねですか。実際外の様子がわからないので本当の犬だと感じてしまったんでしょう。警察に取り囲まれ、狂暴な犬に襲われたらかなわないと思ったのかもしれませんね。この手段、意外と使えるかもしれません。警察犬を飼うコストが無い部署では警官に鳴きまね練習をさせるようになったりしてね!
<ネタ元:dailymail.co.uk>
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