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穴掘りが大好きな89歳のおじいちゃん、ついに自分で自分の墓穴を掘る

By ono   2016年11月22日


jimmy-kickham
 身内に不幸があったりしまして、1週間以上間が空いてしまいました。また今日から更新して行きます。よろしくお願いいたします。

■カナダの終活は穴掘りから?
 さて、不幸があってすぐにこういう話題もどうなのかという感じですが、穴掘り好きのおじいちゃんがついに自分の墓穴を掘り始めた、と話題になっています。
 写真↑の男性の名前はジミー・キッカムさん89歳。カナダのプリンス・エドワード島に住む建設会社のオーナーです。彼は先日の早朝に教会へ出かけていくと、自分の墓穴を掘り始めました。使ったのは45年前に買ったというマッセイ・ファーガソンの掘削機。さすがに89歳ですからね。手掘りという訳にはいきません。
2016-11-22
■他にはいないだろうね
「たぶん、カナダでは私一人じゃないかな。この年でバックホウなんか使ってこんなことやっているのはね。自分ではちょっと誇りに思っているんだ。」
 「この年でバックホウを運転している」のと「自分で自分の墓穴を掘っている」のは、どちらもこの方だけでしょうね、きっと。彼は朝の6時頃家を出ると、7人の子ども達が見守る中、7時45分には作業を終えたとのことです。
「私は穴掘りが大好きなんですよ。」とジミーさん。
「穴掘りは仕事であり、お金でした。どんな依頼が来ようとも、期待通りの仕事をして来ましたね。」彼は50年以上も、下水道工事や送電線工事などで無数の穴掘りをして来た、と言います。仕事ではありますけど、それが大好きで続けて来たんでしょうね。

■人の噂は気にしないよ
 ちなみに、ジミーさんは深さ150センチ程の墓穴を掘った後、そこにパイン材の箱(棺くらいの)を置き、丁寧に土をかぶせておいたそうです。彼は昔ながらのやり方で埋葬してほしいと願っているのですが、実際にその時が来たら、家族は上にかぶせた数インチの土を取り除くだけで簡単に埋葬できるようにしておいたのでした。
 「自分で自分の墓穴を掘るなんて、おかしな人だと思われるんじゃないか、みたいな心配は無かったんですか」という取材に対し、彼は「そういう人、たくさんいるでしょうね。でもね、そういう人たちはいつも誰かのうわさ話をしているもんですよ。私のことじゃなくてもね。」とのこと。
 達観してるなー。うまく和訳できてない感じがしますけど、要するに「人の噂なんか気にしても仕方がない」ということでしょうね。そんな風に生きれたら良いなーと思います。これも一つの終活なんでしょうか。カナダ式の。

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 とにかくみんな猛反対。

<ネタ元:‘I love digging’: 89-year-old man digs his own grave


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