By ono
■休暇中に見かけたボトルは・・・
1世紀もの間、海をさまよっていたんですねえ。というわけでドイツからのニュース。100年以上も前に海に流されたと思われるボトルメッセージが見つけられ、話題になっています。
写真↑のボトルを発見したのはマリアンヌ・ウィンクラーさん。元々郵便局で働いていた方だそうです。彼女は先日、ドイツ北部の国境に近いアムルム島で休暇を過ごしていたところ、海岸付近でこのボトルを見つけました。ボトルメッセージにありがちな誰かへあてた手紙とはちょっと違い、何やら学術的なことが書かれていたため、彼女は専門家にこの資料を渡して調べてもらったようです。
■海流調査の学者さん
その結果、このボトルを流したのはパーカー・ビダー氏であることが判明しました。海洋生物学者として知られ、1904年から1906年にかけて、千本以上のボトルを海へ流しているそうです。彼は海の深い場所における水の流れ、「深海流」について調べるためにこうした方法を選んだのです。ボトルには細工がしてあり、海の上ではなく海底付近を漂うように設計されていました。
これにより、パーカー氏は深海流が北海においては東から西へ流れているということを証明できたのです。
こちらがパーカー・ビダー氏。
■今でも似たような研究をやってます
海洋生物学会のガイ・ベーカー氏はこうコメントしています。
「ええ、ご想像の通りですが、ボトルを開けるときは本当に興奮しましたよ。ちょうど我々も海流と魚の関係について調査する方法を考えていたときですしね。我々は今でも海流の性質については似たような研究を行っています。ただし、昔はボトルですが今は電子タグに変わっていますね。ボトルの時代は底引き網の漁師が見つけてくれることが多かったようですよ。」
さて、これまでに見つかっている古いボトルメッセージは、ソース記事ではリリースされてから発見されるまで99年と43日というのが最長とされています。すると、今回見つかったものは1904年〜06年なので、少なくとも108年以上は前のものということになり、世界記録と言えそうです。
それにしても1世紀以上もの間、海を漂っていたというのも何だか壮大な話ですねえ。内容がガチンコの研究目的ということであんまりロマンチックではありませんが、いかにも年代を経たという風合いのボトルには歴史が感じられて良いなと思うのです。
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<ネタ元:World’s oldest message in a bottle is found over 100 years later>
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■リングの日付が全然違う?
今あなたがしている指輪、それ、ほんとに自分のですか?というわけでイギリスからのニュース。ふと気づいたら何年も付けていた指輪が自分のものではないことがわかって大慌てという出来事があったようです。
これは先日のアイルランドのラジオ局、RTEラジオ1でのお話です。マリアンヌ・クローリーさんという女性の方が、「ジョー・ダフィーのライブライン」というラジオに出演して話をしていました。
マリアンヌさんの話によれば、彼女は1997年に現在の夫と結婚しており、いつも身につけている指輪の内側には結婚式の日付が書かれているそうです。ところが、先日指輪の日付を確認してみたら、全然違った日付が刻印されているというのです。彼女が友人に頼んで確認してもらったという指輪の内側の日付は1993年、しかも「PAT」と知らない名前が。
■ラジオ局の電話が鳴った
見た目は確かに自分の指輪ですが、明らかにこれは違うもの。いつから別の人の指輪をつけていたのか、自分の指輪はどこにあるのか、全く見当がつかなくて困っている、というのが彼女の話でした。
さて、どうしたものかー・・・と思っていた矢先、ラジオ局の電話がなりました。なんと、彼女の指輪を自分が持っている、という女性からだと言います。ラジオを聞いて、ひょっとしたらと思い自分の金庫にしまってあった指輪を調べてみたら、どうもこれじゃないだろうかということで連絡をくれたというのです。女性が持っていた指輪には確かに内側に1997年9月13日の日付が刻印してありました。
■料理教室で一緒に
この電話をくれた女性と話をするうちに、だんだんと事実がわかっていました。実は、マリアンヌさんとこの女性は以前同じ村に住んでいたことがあり、それぞれ別な友人に誘われて料理教室に来ていました。そこで料理の際に指輪を外していた2人は、偶然にもほとんど同じデザインの指輪を間違えて持って帰ってしまったということのようです。その後女性は引っ越しなどで別れてしまい、指輪を金庫にしまっていたので全然気づかなかった、という訳ですね。
後日2人は無事に再会を果たし、指輪をもとの持ち主へと交換したのでした。取り違えっていうのはあるものなんですねえ。指輪を確認してみたら2つとも全く同じサイズだったということで、これはもう仕方がないといいましょうか。ちょっと不思議な出来事をご紹介してみました。
<ネタ元:Woman reunited with wedding ring after wearing the wrong one for years>
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銃弾の写ったレントゲン写真を持つヘザーさん
■爆竹かしら
気づかないって恐ろしい。というわけで、アメリカはフロリダ州からのニュース。弾丸が足に当たったのに気づかず、4日間も過ごしていた女性が話題になっています。
この女性はヘザー・シャルボワさん。事件が起きたのは7月4日のことでした。この日、友人とカフェで食事をしていたヘザーさんは、突然足に針が刺さったような痛みを感じました。けれども痛みのする太ももからは血も出ていなかったので、何か爆竹のようなものが当たったんだろうと考えたそうです。
「私が最初に思ったのは、誰かが私を強く叩いたんじゃないかという感触でした。もちろん、近くに誰もいなかったので、そんな訳はなかったんですけどね。」
■足には深々と銃弾が
さて、それから4日が過ぎた頃、足の痛みが治まらないので、ヘザーさんは病院で診察を受けることにしました。すると、撮影したレントゲン写真にははっきりと38口径の銃弾が埋め込まれているのが写っていたのです。これにはヘザーさんもびっくり。まさか銃で撃たれていたとは夢にも思わなかったのですから。ちなみに銃弾は皮膚から4センチもの深いところに達していたそうです。
ディーランド警察では現在、誰がこの弾丸を撃ったのか調査しています。担当のクリス・エステス氏は以下のようにコメント。
「そうですね、はっきり言ってあの弾丸がどこから来たのか、我々にもわかりません。彼女が座っていた場所では隣接した場所で銃を撃ったという兆候がありませんし、そう考えると、弾丸は非常に離れたところから飛んできたと考えるべきでしょうね。」
問題の銃弾ですが、調べたところあまりにも主要な動脈に近いところに埋まっているため、簡単には取り出せないそうです。今のところはまだ銃弾はそのままにされているとのこと。早く取り除けるといいですね。しかしどこから飛んできた銃弾なのかしらね?まったく銃社会はおっかないよ。
<ネタ元:Woman hit by bullet at DeLand bar didn’t know she was shot>
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■巨大な丸ノコの刃
インディ・ジョーンズかよ。というわけで中国からのニュース。高速道路を走っていたら突然前方から大きな丸ノコが転がってきて車に刺さるという事故があったようです。
事故があったのは中国、貴州省の高速道路です。6月17日、運転していたのはシャンさんという男性の方。高速道路の反対車線で大きな音がしたのを聞いた、と語っています。
「”バーン”っていうすごく大きな音を聞いたんです。直後、前方で白い煙が上がるのが見えました。そうしたら、突然車の制御が効かなくなったんです。」
■奇跡的にけが人はなし
どうやら反対車線で丸ノコの刃を積んだトラックが事故を起こし、荷台に積んであった刃が飛び出して反対車線へと飛んでいったようなのですね。そこへシャンさんの車が偶然通りかかり、フロントに刺さってしまった。ちなみに丸鋸の刃の直径は150センチ、エンジンに食い込んで止まりました。他の刃は車線と車線の間にある藪の中に落ちていたそうです。幸いシャンさんは無傷。いやー本当に不幸中の幸いでした。
恐ろしい事故ではあるんですが、中国のニュースと聞かされると何が起きても不思議じゃない気がしてしまうのは何なんでしょうね本当に。
<ネタ元:Runaway Saw Blade Rolls Down Highway, Slices Truck, Narrowly Misses Driver>
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■車の中にはハチがいっぱい
恐ろしいわ!というわけでアメリカからのニュース。車の中でハチの大群が飛び回っている状態の男性が警察につかまっております。
この男性、名前は明らかになっていないようです。事件があったのはモンタナ州。大量のハチが中で飛び回っている車がいると警察に通報があり、警察がそれらしき車を発見したところ、↑写真のような状態だった、というわけです。
■安全なハチとは言っても
警察は最初、この車が違法にハチを輸送しているのかと思いドライバーに降りてもらい話を聞いたところ、彼が運んでいるのはロシア産のミツバチで、人には危害を与えないハチであること、そして運搬などに際しては許可の必要ないものであることがわかりました。
ただし、彼は「不注意な運転」で裁判所への出頭を命じられました。ハチ達があまりに多く、フロントガラスにも大量にとまっているため、前方がよく見えない状態だと見なされたのですね。ちなみに運んでいたのは蜂の巣箱5つ、ハチの総数は数千匹だったそうです。
ちなみにこのロシア産ミツバチ、元々は国内で減って来たミツバチを補完するために1990年代になってからアメリカへ輸出されるようになったもの。ロシアのミツバチは国内のハチと違って厳しい環境でも生きていける強さを持っているのです。
それにしてもホラーだわー・・・。子どもの頃一度だけハチに刺されたことがあって、以来あのブブブブ・・・っていう音がすると反射的に逃げ出す私としてはこんな車とても乗れないな。
<ネタ元:Boxes containing thousands of angry bees spill inside car on busy highway>