Archive for the ‘それはあんまりだ系’ Category

5月

3

ホッピングでフルマラソン記録、実はちょっぴり距離が足りてなかった

By ono


Jack-Sexty
■ピョンピョンピョンピョンフルマラソン
 いままで打ち立ててきた記録がチャラになってしまうという、それは悲しいお話です。というわけで、イギリスからのニュース。ホッピングの海外版、ポゴ・スティックを使ったマラソン世界記録、実はちょっと距離が足りなかったというニュースが入ってきました。
 ちなみにポゴ・スティック、こんな感じのおもちゃですね。
2016-05-04
スプリングが仕込んであって、ピョンピョンと飛び跳ねることができるやつです。結構昔に一度流行ったような気がします。

■実は少し距離が足りてなかった
 このポゴ・スティックを使って記録に挑戦したのが上の写真の男性、ジャック・セクスティーさん。ブリストルに住んでいます。2014年にマンチェスター・マラソンを走り、16時間24分というギネス記録を打ち立てました。そして彼は2015年にもこの記録にチャレンジしています。
 ところが、最近になって彼の走った距離がフルマラソンの42.195キロに足りないということが判明したのです。実際に走った距離を調べたところ、380メートルの不足でした。なんということでしょう。ギネス・ワールド・レコードでは彼の全ての記録を登録抹消し、無効であると宣言。とても残念なことになってしまいました。

■また是非頑張ってほしい
 ギネス社のスポークスマンはこうコメント。
「我々は、彼が将来この記録に挑戦するのを思いとどまらないよう、願っています。」
 もんだいのジャックさんの方はと言いますと、「あまりにがっかりして夜も眠れないくらいだ」とコメントしています。それはそうですよね。あれだけの距離を跳ねていって、全部無効になってしまったのですから・・・。
 そんな訳で、是非これにガッカリせず、またフルマラソン記録にチャレンジしていただきたいと思います。

■エクストリームなポゴ・スティック
 ちなみに最近ですとこのポゴ・スティック、すごい方向に進化しているようで、こんな感じになっています。

 普通にバックフリップとかしてるよ!すごいね!どうやら従来のスプリング式ではなく、圧縮空気などを使っているため強力な反発が生まれるんだとか。ちょっとやってみたいような気もします。
  

<ネタ元:Pogo champion STRIPPED of world record – but it wasn’t his fault

3月

18

女性が用を足していたら突然トイレが爆発!→市を訴える

By ono


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■トイレが突然爆発したのよ
 ついてないときってこんなもんですよね。というわけで、アメリカからのニュース。トイレが突然爆発し、汚水まみれになった女性が下水道業者を訴えているそうです。
 事件があったのはメリーランド州、ボルチモアに住んでいるアンジェラ・ライトさん。事件自体は2014年の10月に起きたものだそうです。しかし、アンジェラさんはそのことが元で精神的なダメージを受け、PTSDになってしまったとして今回の訴えに踏み切ったのだとか。

■原因は下水道の洗浄作業
 事件のあった日、アンジェラさんがトイレで用を足していると、突然便座からものすごい勢いで汚水が逆流してきたのです。どうやら近所では下水道の配管に溜まった汚物を一掃するため、強力なホースを使って水を流したらしいのですが、この水が逆流し、便座から大量の汚物とともに噴き出したようです。そのすさまじさはまさに「爆発だった」と彼女は述べています。
 このせいで彼女が破損したトイレを修理・清掃するためには1万4千ドル(日本円で約160万円)もかかったのだとか。当時のインタビューによれば、その時トイレはあたり一面汚物に覆われるという目を覆うような光景だったそうです。
 アンジェラさんはボルチモア市長のステファニー氏、市議会、市に委託されている下水道業者を相手取り、裁判を起こすことに決めました。それが最近だったということで、再びこの事件に注目が集まっています。ちなみに彼女が求めている賠償額は25万ドル、日本円で約2800万円です。

■絶対に許さない
 アンジェラさん曰く、
「あの汚水は顔中にかかったんです。冗談じゃない。誰があんなものを望むと思いますか!?」
 まったくもってごもっともなお話だと思います。ネタ的にはとても面白いわけですが・・・。笑っちゃいけないけど、笑ってしまいそうです・・・。
 2800万円という請求額が妥当かどうかはさておき、絶対に起きてほしくない事故の一つであることは確かです。どうかアンジェラさんの気持ちが穏やかになれますよう。

<ネタ元:Women sues after toilet “exploded” while she was sitting on it

1月

19

7歳の男の子、犬と結婚させられるはめに

By ono


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■それが家のしきたりだから
 愛はいろんなものを超えていくんでしょうか。というわけでインドからのニュースです。7歳の男の子が家のしきたりにより、犬と結婚式を挙げることになったと話題になっています。
 さて、この男の子はムケシュ・ケライ君。インド東部の小さな村に住んでいるそうです。この村には古くからの迷信が今でも根強く残っているのだとか。
 先日ムケシュ君を星占いで見てもらったところ、彼の最初の妻は若くして死ぬだろうという結果が伝えられたそうです。これを聞いたムケシュ君の両親と祖父母は、悲劇を避けるため、村の習わしを実行することにしたのでした。

■犬が悪運を肩代わり?
 それは、ムケシュ君を一度雌の犬と結婚させ、最初の妻を犬にしてしまおうというものです。そのために町中を歩いている野良犬を連れてきては結婚式を開催することに。いい加減にやっては効果がありませんから、それはもう本当の結婚式のようにまじめに執り行われます。当然犬にもサイズを合わせてウェディングドレスを作り、着せてあげました。村の人たちも祝福のダンスを踊り、盛り上げます。
 ムケシュ君の祖父、アショクさんはこうコメントしています。
「この結婚式で、男の子を悪い兆しから守ることができたと信じていますよ。これは我々のコミュニティで行われてきた伝統的な習慣なんです。我々はまだこうしたしきたりが有益だと信じているんです。子ども達を無事で幸せに育ってもらうための大人の責任だ、とね。」

 インド政府では、僻地の人々に対して「こうした迷信は誤りだ」と教育しようとしている、とのことでした。ただ、日本でも鯉のぼりを泳がせたり人形を大げさに飾ったりと、根拠のよくわからない行事が結構行われていたりする訳ですが、トラディショナルな祭り事はたとえ迷信でも残した方が良いんじゃないかなーと思ったり。
 ちなみに、ムケシュ君の最初の妻となったワンちゃんですが、結婚式のあとは再び路上へと戻されたそうです。早死にするという運命を勝手に肩代わりさせられてしまったワンちゃんもいい迷惑ですよね・・・?

<ネタ元:Boy aged 7 forced to marry stray DOG in religious ceremony

11月

23

浮気がバレた夫、帰ってきたら自宅が売り飛ばされた後だった

By ono


2015-11-23
 建築家のクレイグ・アーノルズ(44)が自宅の鍵が誰かに変えられてしまったことに気づいたのは、彼がニューヨークでの仕事を終え自宅のあるイギリス・ヌニートンに戻ってきたときのことだった。時間は夜11時を回っていた。
「あれ、鍵が入らない・・・?」
 何か家の雰囲気が変わっていることに気づいた彼が窓から中を覗き込むと、見知らぬ学生らしき若者が5、6人で楽しそうにパーティをやっているのだった。
 クレイグは近くの公衆電話を探すと、何やら電話をかけ始めた。
「あ、ローラ?僕だよ、クレイグだ。家の鍵が変わっちゃってるんだけど、これってどういう・・・えっ、ご覧の通りってどういうこと?」
 しばらくの沈黙の後、彼は一番認めたくなかった事実をため息とともに吐き出した。
「家に置き忘れた携帯のメール、見ちゃったんだね・・・。そういうことだよね・・・?あれは別にそういうことじゃなくてって切ることないじゃん!おおおーい!」

■あっという間に他人のお家に
 というニュースがありました。イギリスはバーミンガムに近いヌニートンからのニュースです。クレイグ氏が自宅にiPhoneを忘れてニューヨークへ出張に出かけたのですが、妻のローラさん(42)にメールを見られてしまい、浮気が発覚。彼女は怒りに狂うのではなく、冷静に冷静に復讐を果たすことにしたのでした。
 彼女が決めたのは「そうだ、こんな家売ってしまおう」。もともと自宅は彼女の両親がローンを肩代わりしてくれていたので、夫にはなんの貸りもないのです。すぐさまネットの「sellhousefast.uk」に物件を登録すると、あっという間に複数のワーウィックの大学生から申込が入りました。
 ことの発端は、夫の忘れて行った携帯に見慣れない番号からの電話が入ってきた時でした。何か怪しいと思いメールを確認してみたところ、ニューヨークにいる女性からかなり(性的に)熱いメッセージが届いているのを見てしまったのですね。夫が出張から帰るまで2週間、家を売るには十分な時間だと判断したのです。

■何が起きてるのかわからなかった
 夫のクレイグ氏にもメディアがインタビューしているのですが、彼は現在ロンドンに住んでいるそうで、「おかしいと思ったんだ。家の明かりが全部ついていて、テレビが大音量で鳴っているんだもの」と述べています。
「11時を過ぎてローラが起きているなんてないことだから、何が起きているのか全くわかりませんでした。家の前には見たことない車が止まっているしね。」
 クレイグ氏がドアをどんどん叩いて妻の名前を叫んでいたところ、大学生の若者が出てきて説明をしてくれた、という訳です。ちなみにローラさん個人が持っていた家具はすべて無くなっており、ゴルフクラブやビンテージなラジオなどクレイグさんの持ち物は全て”家の備品”としてまとめて売られてしまったそうです。最後にクレイグさんはこうコメントしてくれました。
「僕は間違いを犯し、その対価を払わされることになったんだ。次はイタリア人の女と結婚するよ。」
 うーん、何だか懲りてないような言い方だね!イタリア人女性だって浮気はお断りだよ!

<ネタ元:Wife takes revenge on cheating husband by selling house while he’s away on business trip!

10月

28

イタリアのアート作品、清掃職員にうっかりゴミと勘違いされ処分される

By ono


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■今夜はどこで踊ろうか
 芸術とゴミは紙一重なのかもしれない。というわけでイタリアからのニュース。イタリアの美術館で展示されていた作品を清掃員がゴミと勘違いして処分してしまうという出来事が話題です。
 事件が起きたのは先週の金曜日、イタリア北部にあるボルツァーノ美術館です。ここに「Where are we going to dance this evening?(今夜はどこへダンスをしに行こうか?)」という作品が展示されました。こちらです。
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 空のシャンパンボトル、紙吹雪に散らかったゴミ。Goldschmied & Chiariという2人によって製作されたアートで、快楽主義と消費者主義が全盛だった1980年代のイタリアの頽廃を表現したもの、なんだとか。

■パーティーの残骸と勘違い
 ところが、ある朝職員が出勤してみると、この作品はこんな風になっていました。
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 すべて消えてしまっているね!けれどもこれは別に盗まれたわけではありませんでした。施設の清掃職員がこの展示をゴミだと勘違いし、全てかき集めて処分してしまったというのです。実はその日、展示の初日ということもあって実際に美術館でパーティが開催されていたのです。そのため、作品自体もパーティ後の散乱だと勘違いしてしまったのでしょうね。
 幸いなことに、清掃員は生真面目にガラスや紙などをきちんと分別しておいてくれたので、展示の状態を復元するのは難しくないそうです。
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 「展示作品はまもなく復旧します」という張り紙がされています。

 アートって難しいですよね。特に、現代アートは昔のようにキャンバスに描かれているわけではなく、単に「何かを意図的に配置したもの」であったりしますし。そこから何を感じ取れるのかってボケーッと眺めるのが楽しかったりするんですけどね。しかし同時に行われたパーティーっていうのが紛らわしかった。
 ちなみに、イタリアでは昨年も類似した事件がありました。

新聞紙、ダンボールそして床の上に散らばったクッキーのかけらから成るこの作品は、作者は明かされていないが、現代社会において人の環境に対する意識を喚起するメッセージが込められたものであったと、『BBC News』は20日付で伝えている。だがバーリにあるサラ・ムラット美術館の清掃員は、これが“芸術作品”であることに気がつかず、ゴミとして処分してしまったのだ。

 まあ、「床の上に散らばったクッキー」はゴミに見えても仕方ないかもしれないね・・・。そういえば当ブログでも2005年に「清掃局の職員3人が屋外に展示されていたアーティストの作品をゴミと間違えて回収、焼却処分にするという《事件》が起きた」ことを書いてありました。こっちの場合は焼却までされてしまっているので、もうどうにもならないね!美術館の掃除は慎重に!

<ネタ元:Modern art installation removed by cleaners who thought it was party aftermath


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