By ono

■娘の元へ帰らなければ
貨物として送ってもらえば、普通に乗るより格段に安く移動できちゃう、という話なのかしら?50年程前にこれを本当に成功させた男性がいたそうです。このほど彼についての本が出版されることになり、話題になっています。
このお話の主人公はレジ・スピアーズさん。オーストラリア人です。彼は1960年代、槍投げ選手として将来を有望視されていたのですが、怪我をしてしまいました。どういう経緯かわかりませんが、トレーニングからの休息と怪我の回復のため、レジさんはイギリスへとやってきたそうです。本当は1964年の東京オリンピックにも出場するつもりでいたのですが、それが叶わないと連絡を受けた彼は、仕方なくオーストラリアへ帰ることにしました。ただし、彼はあまりお金がなかったので空港で仕事を見つけ、少し稼いでから帰ることにしたのです。
ところが、レジさんは空港で財布を盗まれ、全財産を失ってしまいました。これでは、彼の愛する娘の誕生日までに帰ることができません。そこで彼は自分自身を木箱で送り届けるという奇策に打って出ることにしたのです。友人に自分が座って入れるくらいの大きさの木箱(写真↑)を作り、オーストラリア行きの貨物として空港へ運んでもらいました。レジさんはこうコメントしています。
「これに乗って運んでもらったんだ。何も怖くなかったよ。私は暗闇が苦手じゃなかったからね。ただそこに座っているだけで良かったんだ。」

当時のレジ・スピアーズさん(中央)
■3日間のトラベル
ちなみに彼の入って行った木箱は、縦90センチ横76センチで、奥行きが152センチ。体を延ばすことはできないでしょうけど、大人が1人座って入るにはちょうど良い感じだったようです。中には缶詰、トーチ、毛布、枕、プラスチックのビンを一緒に詰め込みました。ビンはおしっこを入れるためですね。ただし、全てが順調に行った訳ではありませんでした。
レジさんはエア・インディア航空の飛行機に乗ったのですが、出発から既に遅れが生じ、なんと空港で24時間も足止めを食らったそうです。また、途中で立ち寄ったインドでは箱が逆さまになった状態のまま、炎天下の外に4時間も放っておかれ、熱さで死ぬ思いをしたのでした。結局、彼がオーストラリアにたどり着くまで丸3日かかってしまったのです。
無事空港に到着すると、彼の乗った木箱は税関の輸入貨物を一時的に保管する倉庫へと運ばれます。ここで箱から出て来た彼は、ようやく自由を満喫。なんとか倉庫を見つからないように脱出すると、タクシーを捕まえて自宅へと帰って行ったのでした。
■実は安くなかった?
ちなみに元記事によれば、これぐらいのサイズの木箱を送ったとすれば、当時であっても普通の旅客運賃よりは安くならないという話もあり、実はこの荷物、現地着払いで発送されており、自分が箱から逃げ出した後はうまいことごまかして受け取らないみたいなことだったようです。悪い人ですねまったく。全財産を失ってしまい、他に方法が無かったという事情もあるんでしょうけど、現代の旅客機はちゃんと貨物の中身もスクリーニングしているので、人間なんかが隠れていたらすぐに見つかってしまうそうです。こんな破天荒な旅は今は無理なのですね。
ところでレジ・スピアーズさんのこのお話は「Out of the box」という本になっているのですが、彼のお話にはまだまだ続きがあるのです。コカイン輸入の嫌疑を受けたり、スリランカで死刑を宣告されたり、オーストラリアに戻って来て5年間の懲役に服したりと、まあハチャメチャです。良いか悪いかはさておき、度胸と行動力はある方だったんですね、きっと。
<ネタ元:Man posts himself naked in box from UK to Australia>
By ono

■20年近いブーケのキャリア
何と言いましょうか、”手段が目的化する”そんな感じですね。アメリカはユタ州からのニュースです。結婚式の最後に花嫁が投げるブーケを恐ろしいまでにゲットし続ける女性が話題です。
この女性はジェイミー・ジャクソンさん。ユタ州のソルトレイクシティに住むというジェイミーさんは、1996年以来、自分が参加した結婚式においてブーケをゲットし続けています。その数なんと46回!!すごい数ですね。
一応確認ですけど、ブーケトスとは、こういうものです。
ブーケ・トス(bouquet toss)とは、花嫁がウェディングブーケを未婚の女性へ投げることであり、ブーケを受け取った女性は、次に結婚ができると言われている。(wikipedia)
よく結婚式で花嫁が後ろ向きに投げているのを見たことがあるのではないでしょうか。それにしても気になるのは”ブーケを受け取った女性は、次に結婚ができると言われている”という部分ですよね・・・。46回もゲットしといて・・・
ジェイミーさんは自分が打ち立てているこの記録をギネスブックに申請しているそうです。ちなみに確認されている現在までのブーケゲット記録は2004年にペンシルバニア州のステファニーさんによる11回と言いますから、それを大幅に上回る大記録となる可能性が大です。

ブーケ・ゲットについて熱く語るジェイミー・ジャクソンさん。右側の棚に飾られているのは彼女が今までゲットしたたくさんのブーケたちです。
■ブーケトスは「スポーツ」?
彼女は自分のチャレンジについてこう語っています。
「(ブーケが投げられたら)すぐに飛び出してキャッチしなくちゃいけないの。これは私のスポーツよ。」
彼女はこの「スポーツ」に勝利するため、いつも花嫁の背中の正面に立つようにしているそうです。そして、ブーケが天井やシャンデリアにぶつかって落ちてしまう場合も常に想定しているのだとか。そんな彼女は取材に対し50回の記録達成を狙っているとコメントしたのでした。
次に結婚できると言われているブーケをゲットしまくった挙げ句、あえて結婚しないという、何て言うんでしょうかこれ。逆に考えると結婚したいのにブーケをゲットできなかった人を46人も生み出してしまったジェイミーさんは、彼女達の無念を無駄にしないためにもどんどんブーケをゲットしまくって大記録を打ち立てなければいけない宿命を背負っているのではないかと思いました。業が深いわー
<ネタ元:Jump for my love: Serial wedding guest has caught 46 bouquets – but she STILL isn’t married>
By ono

■警察は怒ってます
いったい何が起きているというのか。というわけでアメリカはニューハンプシャーからのニュースです。警察がグラウンドホッグと呼ばれるでかいマーモットに逮捕状を出すと話題になっております。
今回の声明?を出したのはニューハンプシャー州、メリマック郡の警察。彼ら曰く、こうです。
「どれほど山のように雪があるのか知りもしないで、あいつは冬がまだ6週間も続くなんて言ってるんだからな!」
だそうです。よけい訳がわかりませんな!
■それはグラウンドホッグ・デーが原因
・・・で、調べているうちにちょっとずつわかってきました。まず、アメリカでは2月の2日にグラウンドホッグ・デーというお祭りがあるのです。これは古代ヨーロッパの信仰に由来しており、グラウンドホッグがどう行動するかで今後の天気を占うというものなのです。ちなみにグラウンドホッグ(写真↑)はリス科に分類されるマーモットの一種です。それで、グラウンドホッグが最初に巣穴から出てきたとき、
・自分の影を見て驚き巣穴にすぐ戻ってしまった場合→「冬はまだあと6週間は続く」
・自分の影を見ずにそのまま外へ出てくる→「春はもう間近に迫っている」
という、2択の占いなのです。で、このグラウンドホッグ・デーは全米各地で開催されているのですが、中でもペンシルベニア州パンクサトーニーで飼育されているグラウンドホッグのフィルが一番有名。必ずテレビでも取り上げられる人気者です。今年はフィルがどういう結果を出したかといいますと、
「大勢の見物人が”6週間”と囃すなか、自分の影を見たという。(エキサイトニュース)」ということでまだ6週間は冬が確定。これを聞いたメリマック郡警察が怒り心頭、逮捕状の表明となったわけです。
■直ちに拘留します
また、メリマック郡警察ではさらにこうコメント。
「外を歩いているときに奴に会ったら、十分注意してください。絶対に近づかないこと。非常に強力な武器を持っているのです。その時はすぐにメリマック警察を呼んでください。直ちに拘留します!」
まあ、確かにグラウンドホッグはリスの仲間。というかリス科最大の動物。でかいげっ歯類なので、とがった歯を持っていることは持っているのですけど・・・(笑)
それにしても変わったイベントがあるものです。日本でいう「とんまつり」みたいなものでしょうか。警察まで悪乗りして逮捕状出しちゃうあたり、さすがアメリカ!ちなみに管理人は北海道在住ですが、冬はまだまだ続きそうです・・・
<ネタ元:Police issue arrest warrant for Punxsutawney Phil>
By ono

■象が背中をギュッギュッ
ちなみに↑の写真はタイのチャンマイで行われている象マッサージ。象も手慣れたものでお客を踏みつぶしたりはしません。施術を受けた皆さんの反応は上々のようです。さて、世界では普通の病院では行われない、ちょっと変わった治療法が様々に存在します。今日はMirror.co.ukから、「Weird cures around the world(世界中の変な治療)」という記事をご紹介いたしましょう。
続きは下からどうぞ!
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By ono

■これからずっと船の上
もう2度と丘では暮らさないのかしら。というわけで、アメリカからのニュース。夫の遺言を受け、全てを売り払いクルージングだけで暮らすことにした女性がいるそうです。
この女性はリー・ウォッチステッターさん(86)。彼女の夫が7年前に亡くなる際、「決してクルージングを止めないように」と言い残したことを受け、一生クルージングして暮らすことに決めたのです。彼女は周遊船に乗り続けるため、年間10万8千ポンド(約2千万円!)の費用がかかっているそうです。7年前、フロリダのフォートローダーデールにある豪華な自宅と土地を売り払い、持てるもののほとんどを捨て、陸上での生活に別れを告げたのです。彼女は現在クリスタル・セレニティという船に乗っているのですが、655人いるというどの乗組員よりもこの船に長く乗っていると言います。

ダンスを楽しむリーさん
■100か国以上を来訪
もともと、彼女をクルージングの旅に誘ったのは銀行マンをしていた彼女の夫メイヤーさんでした。2人は50年の結婚生活の間に80回以上ものクルージングを経験しており、100以上の国を訪れているそうです。
そんな中、リーさんはアジア諸国がとても魅力的だという感想を述べています。それは自分の故郷であるアメリカと国柄が全く異なっているからだ、とのこと。
「夫が97年にガンで亡くなった日の前日、彼は私に”決してクルージングは止めるな”って言ったんです。それがきっかけで、ずっと船に乗り続ける暮らしを選んだの。ストレスもないし、おとぎ話みたいな人生だと思ってるわ。」
イスタンブールのグランド・バザーに行ってみたいと楽しそうに語るリーさんですが、客室の広さには限りがあるため、ものを買わないように自分を制止するのが難しいんだとか。他にも船上での暮らしは運動不足になるので、食後に2,3時間ダンスする習慣をここ数年続けています。それでも25ポンド(11キロ)太ってしまいました。
もう2度と陸上生活に戻る気はないという彼女はネットを通じて3人の息子と7人の孫と連絡を取り合っています。そんな彼女のことを、船のディレクターを務める ヒューバート氏はこうコメントしています。
「彼女はこの船でとてもユニークな存在なんです。」
家族だったり仕事だったり、人は自分の住む土地にそれなりに縛られて暮らしているものだと思うのですけど、お金に困らないからと言ってそうしたものを全て捨て去って生きるというのはなかなかできることではないですよね。そう言う意味でもちょっぴりうらやましい人生だなあと思うのでした。
<ネタ元:Widow, 86, lives on CRUISE ship for £108,000 a year after late husband said ‘never stop cruising’>