By ono
■不況のせいで賃金が現物に
ふーん、お金がないので替わりに金魚でって…あんまりです！イギリスからのニュース。世界的な不況は例外なくイギリスも襲っており、雇い主が従業員に給料を払えず、店のものを現物支給するケースが相次いでいるそうです。
現在イギリスでは１２００件以上の労働者からの相談が６月までに寄せられており、賃金の不当な不払いなどについて政府が雇用者を調査する計画があるとか。で、そんな相談内容の中でも「それはないんじゃないの」っていうケースの一つがタイトルの通り、賃金を金魚の現物支給で済ませちゃったお店。サウスコーストのペットショップでの話だそうです。他にも事例を挙げていくとこんな感じです。
・ファッションストアが従業員への給料をお店の服で現物支給
・食い逃げされたレストランが被害額をホールスタッフから天引き
・美容室の見習いスタッフがもらった報酬が”髪のエクステンション”+５０ドル
この他にも、美容師が練習に使った材料分の費用を給料から引かれるといった事例も報告されているそうです。
・観光関係の労働者が、無料乗車や電気代の助成で給料の代わりにされる
■当然雇う側には重い罰金が
髪のエクステで賃金代わりされちゃうのもひどいと思うんですけど？こうした現物支給系の問題はやはり小売関係の部門に多く、25パーセントを占めているそうです。20％はレストランや喫茶店、15％がへアドレッシングサロンと続いています。
これらの対応は重い罪にあたり、雇い主の側が最高で11,000ドル（約104万円）の罰金を科される可能性がある、とＮＳＷの労使関係局は警告しています。今後数ヶ月に渡り当局ではこういう事例がないかどうか、企業を検査官が調査するとのことでした。
ちなみに日本では労基法によって賃金を通貨で払うことが規定されているのでやっぱり違法ですね。日本の事業主様をお気をつけ下さいませ。
現物支給はやめてほしいね。
まあ、ものによってはそれでいいときもあるだろうけどね。
例えば？
プラモデルとかね。
それで喜ぶのはお前だけだ。
＜ネタ元：Daily Telegraph＞
By ono
■蜂に囲まれての結婚式
何千匹もの蜂・蜂・蜂。中国からのニュースです。体中に生きているミツバチをまとい、結婚式を挙げたカップルがいると話題になっています。
この２人はLi WenhuaとYan Hongxia。リーさんとヤンさん、としておきましょう。この２人は中国北部で林業関係から委託されて養蜂を営んでいます。一緒に暮らすミツバチたちもぜひ式に参加をということでこんな格好になったのですが、当然ながら祝福にやってきた友人たちは近づくこともできません。新郎のリーさんはこうコメント。
■世界記録にも挑戦…のはずが
「私は２０年間彼らと一緒に仕事をしてきました。この記念の日には当然の選択だったんです。本当は、蜂でできた服の世界記録を達成したかったんです。だからたくさんの蜂を呼ぶために、お互い女王蜂を服に連れておきました。だけど、何匹いるかなんて数えるのは不可能だったよ。大体の推測じゃ不十分かな？」
そんな破天荒に付き合わされる新婦のヤンさんはどうなのかといいますと、
「体に生きているミツバチのカーペットを身につけるというのは、驚くべき感触でした。 彼らが動き回るのを感じるんです。素晴らしかったわ。蜂のことはとっても好きですけど、これは本当に新しい経験です。」とまんざらでもない様子。
■新郎新婦の２人は良いとして
といったわけでした。中国の結婚式事情がよくわからないので、どういう儀式が行われたのか不明ですが、教会式で神父さんが近寄れなくて、遠くから拡声器で「健やかなる時も病めるときも…聞こえますか？」とかやってたらすごく面白いんだけどな。以前にもいくつか奇抜すぎる結婚式を紹介してますけど、こういうので一番かわいそうなのが巻き添えにされる神父さんなんだよネー
参考：奇抜な結婚式過去記事より
市営の墓場で結婚式
監獄で結婚式
バンジージャンプで結婚式
スキーとスノボで滑りながらの結婚式
結婚式、家に帰れず電話で「誓います」
＜ネタ元：ANANOVA＞
By ono
■突然の超巨大プロジェクト
ニューヨークは今この噂で持ちきりだとか。アメリカのニュース。高層ビルが乱立するマンハッタンのど真ん中に空港を建設するという財団が現れ、さまざまな憶測を呼んでいるそうです。
さて、マンハッタン島の中心部にはニューヨーク市民の憩いの場、セントラルパークがあります。摩天楼の中に位置する唯一自然が広がる公園なわけですが、この長方形の敷地をそのまま空港にしてしまったら便利じゃね？というコンセプトのようです。上のデザインラフだけでも冗談にしか見えないのですが、財団のＨＰはいたってまじめ。
http://manhattanairport.org/
■本気なの？悪い冗談なの？
で、この財団の主張をＮＢＣのニュースサイトが取り上げたり、ブログ形式のニュースサイトでは権威のあるハフィントンポストがまじめに取り上げてしまい、ライバル紙のgawker.comに「何を真に受けてるの？」とネタにされてしまう始末。
「セントラルパークを空港に作り変えようなんて皮肉な提案を真に受ける人がいるなんて考えられないがーそんなネタをフロントページで紹介しているハフィントンポストだけは別のようだ。」
ということです。gawker.comの主張では、このドメインの取得が最近であることなど、怪しい点を上げていますが、いちばん決定的なのは、「HPでは住所が”233 Broadway, 58th Floor”になっているが、この住所にあるビルは57階までしかない」らしく、どうやら今回のニュースは「ジョークサイトが仕掛けたガセネタ」で確定のようです。
■日本だったらどういうことなの
今回のネタはＴｏｂｅｌｌｅ様からの情報です。NYでは結構話題になってますよ、ということで垂れ込みいただいたのですが、これが結構面白かったので思わずネタにしてしまいました。ありがとうございます！
さて、日本に住む我々にはいまいちぴんと来ないかもしれませんが、例えば東京のど真ん中、皇居の敷地をそのまま空港にしてしまうと考えたらわかりやすいかもしれませんね。とすればまずありえないだろうなと直感ではわかるのですが、もしも実現したらその便利さは計り知れない気もしますし。
まずはニューヨーカーの憩いの公園は安泰なようですね。良かった良かった。いつか行ってみたいなー
＜ネタ元：Ｔｏｂｅｌｌｅ様＞
By ono
■今も映る超ビンテージ・テレビ
動作は完璧だそうですよ。イギリスはロンドンからのニュース。タイトルの通りなのですが、73年前、1936年（昭和11年！）に製造されたテレビが現在も稼働しているのが見つかったそうです。
これはマルコーニフォン702というモデルで、BBCがアレクサンドラ宮殿から放送を開始したのとほぼ同じ頃に作られたもの。戦前に生産されたモデルで現存しているのは極少数だろうと言われています。画面は12インチ。ブラウン管は縦型に配置され、鏡に反射させて鑑賞するような仕組みになっています。当時は60ギニー、今のポンドに換算すると11,000ポンド（約170万円）もの価格だったそうです。
■改造で現在のデジタル放送が映るように
さて、すごいのはここから。これを所有している写真の男性、ジェフリー・ボリンスキーさんはなんとこのテレビを改造して現在のデジタル放送を映るようにしてしまったんですね。
「こういう黎明期のテレビに努力をつぎ込んで開発をした人たちは、73年もたってまだ使われていることに誇りを感じるでしょうね。私は今でもときおりマルコーニフォンでテレビを見ます。特に1930年代のマンガが放送される時にね。昔の所有者も同じ番組を見ていたかもしれないよ。」と、ジェフリーさん。
「デジタル放送用に改造したから、まだまだこれでテレビを観ることができるよ。」
今回、ブラッドフォードにある国立メディア博物館の呼びかけで英国中で一番古い動くテレビを探そうというプロジェクトが行われたそうで、そうしたなかでジェフリーさんのマルコーニフォンがみつかったようです。この時BBCで放送された映像がYoutubeにありましたので下にご紹介。ビンテージ・テレビの写りをちょっと見てみましょう。下のリンクからどうぞ。
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By ono
この人が何しちゃったのか、まずはこちらの動画を見ていただきましょうか。
Man skates down a 860 meter roller coaster
インラインスケートを履いてジェットコースターを滑っています…！！なんて人でしょう。びっくりですね。ドイツからのニュースです。
補足：Youtube上の動画が削除されてしまったようです。残念…。こちらのニュースソースに写真がいくつかありますので、ご覧になってみてくださいませ。
■ジェットコースターbyインラインスケートの最長距離記録
この方はディルク・アウアーさん。先日彼はシュツットガルトにあるトリップスドリル遊園地において、全長860mある木製の巨大ジェットコースターの上をインラインスケートで滑走し、世界記録を作りました。映像にもありましたが、レール状を走れるようにインラインスケートを改造し、２ヶ月の期間をかけて準備してきました。
この日、コースを１分ちょっとで走破したアウアーさん、最高時速は90キロ近く出ていたといいます。また場所によっては通常の３倍のGを受けたそうです。さて、アウアーさんのコメント。
「コースは木製でできていて、普通の鉄製のものと違い釘やネジが出ていて完全に平面という訳じゃないんだ。もしスケートがそんな釘に引っかかったら確実に転んで死んでいたろうね。」
ともあれ、滑走しての感想は「とても楽しかったよ。」でした。
■時速300kmで滑る男
それにしても本当に無茶な人です。さて、実はこのアウアーさん、知る人ぞ知るインラインスケートで数々の記録をもつ超人なのです。有名なところではポルシェの後ろに掴まり、時速307キロ（！）の速度で滑走した記録を持っています。前述の動画にも少し映っていましたね。背中にジェットエンジンを背負ってアストンマーチンと競争をしたこともあるんです（この時は惜しくも敗れてしまいました）。３６歳というアウアーさん、ここまで来てしまったらいったい次は何をねらってくるのかまったく予想がつきませんが、まだまだ楽しませてくれそうです。
次はどんな記録に挑戦するんだろうねえ？
インラインスケートで富士山登頂とか？
帰りは早そうだね。
関連：
ジェットコースター乗りっぱなし世界新記録
記録は１２時間。本人曰く「もう１週間はいけるよ」もう降りてこなくていいと思います
裸でジェットコースター世界記録
とりあえず裸にしとけば記録になる的な安直さが漂いますが、ほとんど女性とのことで良しとしたいと思います
＜ネタ元：Metro.co.uk＞
