By ono
■川のそばに倒れているビーバーが
どんな世界にも「ドジな奴」っているんだな。というわけで、ノルウェーからのニュース。タイトルの通りですが、自分が切り倒した木の下敷きになり死んでいるビーバーが発見され話題になっています。
このビーバーを発見したのはノルウェーのクリスチャンサンにある自然史博物館の動物学者、ヨハンセンさんです。彼女が撮影した写真を自身のFacebookにアップしたところ、たちどころに話題になりました。その写真がこちらです。
そして、もう少し引きで撮った写真がこちら。
明らかにさっきまで自分でかじって倒そうとしていた木、なんですよね・・・。
■「普通は察知して避けるんですけど」
ローカルニュースの取材に対し、ヨハンセンサンはこうコメントしています。
「木を切り倒す時、彼らはいつも木を避けてジャンプしています。自分たちが倒した木がどちらへ倒れてくるか、彼らは本能的にわかっていなければいけないのですが、ごくたまにどっちへ逃げたら良いかわからなくなるようです。風が強かったりすると、自分たちの予想していた方向に倒れてくれないこともありますしね。」
なるほど。それでごくまれにこういう不幸なビーバーが出てしまうということなんですね。
ちなみに、ビーバーは木の枝や泥で川の中に巣を作る動物で、天敵から身を守るため、巣の入り口は水中に作っています。その状態だと川の水位が上がると巣が水浸しになってしまうので、彼らは川の周りにダムを築き、水位を一定に保っているのですね。なんと賢い生き物なのでしょうか。その際にあの強靭な前歯で木を切り倒したりする訳なんですが、そんな中での悲劇だったようです。
・・・なんていうか、人間界における「ダーウィン賞」みたいなものですよね。
つダーウィン賞2010発表!最高におろかな10の死に方Part1
あと、ビーバーのニュースと言えばこれですね。結構前の記事ですけど。ほんとすごいわ、ビーバーの皆さんは。
つビーバー対道路局の仁義なき戦い
<ネタもと:Beaver Killed By Tree It Was Gnawing Through>
By ono
■つい酔った勢いで
今日も奇行の酔っぱらい。イギリスはカーディフからのニュース。酔っぱらった勢いでなぜか金庫室に閉じ込められてしまった2人組が無事救助されています。
事件が起きたのは先週の土曜日、サウスウェールズのカーディフにあるロイズの古いビルでのことです。この日、使われなくなった古い銀行を会場にアートの展示会が開催されていたのですが、この会場にいたジェイコブ・チャーチさん(21)とジョー・トービンさん(29)が酔った勢いで金庫室の中に入ったときのことでした。
■突然扉が閉まったんだ
ジェイコブさんはこうコメントしています。
「突然ドアが僕らの後ろでバタンと閉まったんだ。普通は誰かが金庫の開け方を知っているだろうって思うでしょう?それで最初は2人で笑っていたんだけど、周りのみんなが誰も開けられないということに気づいたんだ。」
金庫室は展示会場の一部として使用されていたもので、ジェイコブさん曰く「ちょっと酔っぱらっていた」そうで、金庫の中で声が反響するのが楽しかったそうです。ドアが閉まると同時にロックされてしまうとは思わず、自分たちが閉じ込められたことにはしばらく気づかなかったのだとか。
展示の管理者たちのだれもドアの開け方がわからず、急いで救急の通報電話をすることに。時刻は深夜の1時48分でした。すぐに消防車が2台駆けつけ救助が始まったのですが、とにかくぶ厚いドアを開けるために大型のドリルなどを駆使。救急隊のクルーはまず扉に小さな穴をあけ、ライトと耳栓を渡しました。ドリルの音で耳がやられてしまうからですね。
■5時間の大救出
結局ドアを大きくくりぬいて2人が救出されたのは朝方の6時45分。閉じ込められてからおよそ5時間の救出劇でした。
展示管理者のアリエル・タイさん(31)は今後は常に金庫室のドアはオープンな状態に保っておくとコメント。
「彼らは最初ドアのダイヤルロックを開けようといろいろ試したのですが、うまくいきませんでした。我々はすぐに救急へと電話をかけたんです。救出されて金庫室から出てきたとき、2人とも怪我もなく、調子よさそうでした。」
とりあえず酸素不足になったりせずに済んでよかったですね。やっぱり酔っぱらいはこれぐらい無謀じゃないとね(笑)
今回の酔っぱらい2人。
<ネタ元:Two art lovers rescued after being locked in a bank vault installation>
By ono
■彼は700ポンド
太り過ぎには要注意ですよね。というわけでアメリカはニューヨークからのニュース。700ポンド(約318キロ!)という超巨漢の男性が家から出られなくなり、消防隊員総出の救出作業が行われたようです。
事件が起きたのは今週の金曜日、場所はマンハッタンのハミルトン・ハイツ。ここのアパートに住むとある男性(名前は明らかになっていません)が、呼吸が困難になったと911に電話をしてきました。知らせを受けてすぐに救急隊員が向かったのですが、とにかくこの男性、太っていて歩けないのです。しかも体重は700ポンド。そして彼はアパートの7階に住んでいるのです。
■はしご車は危険
男性の友人である、サンドラさんはこうコメントしています。
「彼は体重があるので大変でした。彼はとてもいい人ですが、病気なのです。足が悪く、自分で歩くことができないのです。」
さて、レスキュー隊では最初写真↑のようにはしご車を使用し、窓から男性を外へ出す計画を立てたのですが、彼の体重が重過ぎて危険であることがわかり、中止。結局階段ホールにロープと滑車を設置し、男性をネットの上に乗せてそっと1階まで降ろすことにしたのです。
ようやく下へ到着した男性をストレッチャーに乗せるのがまた一苦労。10人掛かりで救急車へと運びいれます。男性はこの後セント・ルーク病院へと運ばれていきました。病院側では、彼が退院するのに十分な健康を取り戻したら家に帰れるだろうとコメントしています。また、彼が住むハミルトン・ハインツにあるアパートのオーナーは、今回の事件を受けて、男性が1階の部屋へ移動することを認めてくれました。
この方が例の男性。しかしこんなに太っている男性がよくアパートの7階に住んでいたものです。まあエレベーターはあるんでしょうけど。今度アパートに帰ってくるときは、軽やかに歩いて来られることを期待しています!ちなみにこちらは事件を報道したニュースの映像です。
<ネタ元;FDNY Needs 6 Hours To Lower 700-Pound Man From Hamilton Heights Apartment>
By ono
■現金とiPad、その他もろもろ
えーと。世におバカ強盗の種は尽きまじ。というわけでアメリカから。盗んだiPadでバシャバシャ自撮りをしていた泥棒がすぐに逮捕されて話題です。
法廷記録によりますと、先日、ドリアン・ウォーカーゲインズ(20)とディリアン・トンプソン(22)は、今年の1月に他人の車に侵入して現金や多数の電子機器を盗んだ、という罪を認めました。2人はヒューストンに住むスチュワート・シェファー氏が自宅前に止めてあった車から窃盗を行ったのです。
■iPadで記念にパシャリ
・・・しかし、どうにもトホホなのがこの後。2人は喜びのあまり、盗んだiPadで写真をバシャバシャ撮りだしたのです。それが上の写真というわけ。本人たちは無自覚だったでしょうけど、iPadの写真は当然icloudへと共有され、被害者のスチュワート氏が目の当たりにすることとなったのです。しかもドリアンの方は盗んだマックを使ってフェイスブックに投稿までしていたそうです。
これだけ顔がおおっぴらになってしまえば後は時間の問題。すぐに警察の手が及び、2人は逮捕されることとなったのでした。そして、先日。2人には5年間再犯防止のためのコミュニティ監視が宣告されることとなりました。これには不定期の薬物検査とアルコール摂取の禁止が義務付けられています。また、被害者のシェファーには1か月につき175ドルの分割払いで盗んだ金額を返済することも申し付けられました。
それにしても上の写真、これほどの「しめしめ顔」はそうそうお目にかかれませんね。ほんと無防備な顔になっちゃってるわー・・・
<ネタ元:Dumbass Duo Avoids Jail In iPad Theft Case>
By ono
■事件は深夜のシェアハウス
襲った相手が悪かったっていう。というわけでイギリスからのニュースです。強盗に入った家がキックボクサーの住まいで、犯人がボコボコに返り討ちにあうという事件がありました。
事件が起きたのはイングランド西部のカーディフ。先日の深夜3時頃、ドミニク・バーネット(写真右)が市内のとあるシェアハウスに侵入しました。物音に気づいて住人の一人クリスチャン・ガビラさんが起きてくると、バーネットがもう一人の住人の部屋からちょうど出てくるところだったそうです。
■武器を持ち出した犯人
鉢合わせになってしまったバーネットは、とっさにポケットに手を入れるとフォークを出してガビラさんを威嚇しました。本当は鍵をピッキングする道具として持って来ていたらしいのですが、こうなってしまっては仕方ありません。ガビラさんは男が何か光るものを取り出すのを見て、ナイフを持っていると思ったそうです。
ここからは、ガビラさんのコメント。
「誰かが私の部屋に入ろうとして来たので起こされたんだ。それで部屋から出て行ったら、そいつが友人の部屋から出てくるところだった。私は、男に”お前は強盗か”と尋ねたんです。自分は住人の友人だと言い張るんだがおかしな感じがしたので、警察を呼ぶからそこで待っていろと言ったんだ。そしたら男がポケットから武器のようなものを出したんです。」
さて、このガビラさん、実はキックボクシングの選手。ここ2年程大会に出ている猛者だったのです。武器をちらつかせた強盗に彼が立ち向かったのは想像に難くありません。ただ、彼も必死だったので具体的にどうなったのか詳しくは覚えていないそうです。わかっているのは最後にバーネットがあごを押さえて倒れていたことと、後でそのあごがガビラさんの攻撃で折れていたがわかった、ということだけです。
■仕方がなかった
再びガビラさんのコメント。
「あいつは攻撃的でした。他にどうしようもなかったんだよ。警察はよく連絡してくれたと言ってくれました。私がしたことは正しかった、ともね。」
さて、逮捕されたバーネット、調べてみると他にも余罪があることが判明。加重強盗の罪などでカーディフ郡刑事裁判所で7年の罪を宣告されました。本人も今は獄中であごを押さえながらやめときゃ良かったと反省しているでしょうね・・・
<ネタ元:Kickboxer who broke burglar’s jaw says intruder ‘found the wrong guy’ after he came off worse in break-in>