By ono
■深夜の事件
もし、家の床に犬のウンチが落ちていて、深夜に自動で起動したルンバがそのウンチを引きずりながら家中を掃除してしまったら・・・という、想像するだに恐ろしい事件が注目を集めていますよ。アメリカはアーカンソー州からのニュース。
先日、とある男性のフェイスブックでの投稿が注目となり、メディアがニュースで記事にするという出来事がありました。男性はアーカンソー州の首都、リトルロックに住むジェシー・ニュートンさん。彼の自宅ではエビーという子犬を飼っており、また、彼はルンバを使用して、毎晩深夜1時30分に自動的に掃除を始めるようにセットしていました。まあ、後はご想像の通り、冒頭で書いたような大惨事が起きたという訳です。
■報告はフェイスブックで
彼は事件の衝撃をフェイスブックに記し、ルンバによって床に残ったウンコの跡がどんなだったか、家の見取り図と一緒に手書きで記してくれました。
うわあぁぁぁぁ。言うまでも無く茶色の線がウンコを引きずった跡なんでしょうけど、朝起きたら家がこんなだったら絶望するよね・・・。さて、被害者であるジェシーさんはフェイスブックでこうコメントしています。
「もしルンバをお持ちなら、そしてもし家のあらゆる損害を避けたいなら、忠告するよ。犬のウンチの上をルンバを走らせてはいけない。もしもそんなことをしたら、ルンバは犬のウンチを、自分が通る全ての床の上に塗りたくって動き回るのです。後にはジャクソン・ポロックの抽象絵画のような床が残るだけです。」
そうですよね。
■そして壊れるルンバ
「ウンチは床のどこにでも存在し得ます。家具の足下、カーペット、ラグ、おもちゃ箱。もしもそんなものを踏んだなら、ルンバは25フィート(7.6メートル)は床の上にウンチの跡を残します。言うならば泥だらけ。そう、泥まみれのジープが道路の上に残した跡のように。でも、それは泥ではありません。ウンチなのです。」
ずいぶん長々と説明してくれていますね。ルンバによるウンコ災害がどれほどひどいものなのかはよくわかりました。ちなみに翌朝、ジェシーさんがルンバを掃除しようとしたところ、内部にしこたまウンチをかき込んでしまったルンバは何とも言えないノイズ音(原文ではwhirlllllllllllllll-boop-hissssssssだそうです)を発して壊れてしまったらしいのですが、彼がルンバを買った「ハマッヒャー・シュレンマー」というカタログ販売会社では、商品が「生涯補償」だとして交換してくれるそうです。とりあえずルンバは新品になるのですね。良かった良かった。奥さんがお気に入りだというラグはジェシーさんが必死でスチームクリーナーで掃除したそうです。
なんか色々とお疲れさまでした。ルンバをお持ちで犬を飼っている皆さんは要注意ですね。
<ネタ元:Arkansas dad shares tale of Roomba-fueled ‘Pooptastrophe’>
By ono
■車を降りろ、すぐに降りろ
記事中では「史上最低のサプライズ・プロポーズ」と言われておりますけど。というわけでルーマニアからのニュース。
事件が起きたのはルーマニア中部のブラショフ市。アレクサンドラさんがボーイフレンドであるブラドさんの車に乗っていた時のことでした。突然前をパトカーのような車が遮り、覆面をかぶった男がわらわらと出てくるとアレクサンドラさんを車から引きずり出したのです。
「いいから地面に伏せろ!」「え?えっ?」
「運転席の男を知ってるか!?奴がトランクに何を運んでいるか知っているのか!」「し、知りません!」「ちょっとこっちへ来い!」
もう、あまりのことに何が何やら。恐怖のあまり声のでないアレクサンドラさんは腕をつかまれて車の後ろを見に行くのでしたが・・・
「僕と結婚して下さい!!」
どうやらサプライズのプロポーズだったのですね。まさかこんなこととは。
「あー・・・・・・・・・・・・」
あまりのことにしばらく声のでないアレクサンドラさん。数秒後に出した答えは、
「イエス!!」
ということで、おめでとうございます、ブラドさん。プロポーズは無事成功。あと、迫力ある警官?役を演じてくれた友人の皆様も、おつかれさま。プロポーズの様子は友人が撮影してSNSに投稿したのですが、数日間で100万ヒットしたそうです。また、法律に触れないよう、車に書いたポリスのスペルも正規の「Politia」の代わりに「Polita」となっています。ルーマニアでは「警察」や「救急車」の表記を自分の車に書くと違法となるため、その辺にもきちんと配慮しているんだとか。ちなみに映像はこちら。
ちなみにお二人は現在結婚式のプランを一緒に作成中。どうぞお幸せに!
関連:
警察も協力、スピード違反でプロポーズ
こちらはガチの警察官が協力してくれたというお話。
【恋は盲目】自分を包丁で刺した女性に法廷でプロポーズ
肝臓・膵臓を貫く重傷を負ってでも、彼女が好きって言う。
アフガンから兵士がプロポーズの電話をかける…が番号違いだった
続報がないのがすごくモヤモヤ・・・果たして伝わったのかどうか・・・
<ネタ元:Worst proposal ever? Man gets balaclava pals to stage ‘police ambush’ as he asks girlfriend to marry him>
By ono
「僕は今こうやって妻と旅行しているんだ。」
■パスポートを紛失しただって!?
ウッキウキのハネムーンを何が楽しくて男一人で行かにゃならんのか。というわけでインドからのニュース。妻がパスポートを無くしてしまい、新郎がたった一人で新婚旅行に行くことになったと話題になっています。
さて、↑写真に写っている男性はニューデリーでカメラマンをしているファイザン・パテルさん。彼は先日サナさんと無事に結婚式を挙行、ヨーロッパを周遊する新婚旅行へ出掛けることになっていました。
ところが、出発する2、3日前になって妻がパスポートを無くしていることが判明。再発行していては出発に間に合わないため、泣く泣く全ての旅行先をキャンセルしたのですが、イタリアとギリシャだけはキャンセルがききません。
■一人で・・・行くか・・・
結果、仕方なくパテルさんだけがイタリアへと旅立つことになったのでした。確かに、どうせお金が返って来ないのなら行ける人だけ行く方が経済的、といえばそうなんですけど。↑上の写真はその際の機内で撮った写真。一応サナさんの顔写真も持って行き、一緒だよアピール。
それが8月8日のこと。本人曰く、
「この旅は、ほとんど全てが彼女の計画なんですよ。今すぐでも、この隣の席に彼女が来てくれたらなあって思うんです。」
■外務大臣からのリプ
で、この写真があまりにも面白いということでSNSでもかなりの話題に。ちなみに上のコメントは話題を聞いてCNNが取材をして来た際のコメントです。そこでちょっとした奇跡が起きました。この数時間後、インドの外務大臣、スシュマ・スワラジ氏から援助をしたいという申し出がパテルさんのところへ届いたのです!ちょっとすごい。そのツイートがこちら。
あなたの奥様に、私に連絡をくれるよう伝えて下さい。奥様が隣に座れるよう、掛け合ってみましょう。
外務大臣から直々にリプが返ってくるっていうのがさすがインドと言いましょうか。とにかく、「ハネムーンが終わるまでにビザが間に合わない」という問題は急速に解決に向かい始めました。翌日にはパスポートの手続きがほとんど完了。なんとかパテルさんはフィレンツェでサナさんと無事に合流することができそう、とのことです。今日は11日ですから、たぶんもう二人は一緒にいるでしょうね。
そんなわけで、おひとり様のがっかりハネムーンが一転、政府直々の取り計らいで一緒に旅をすることができるようになったというお話でした。今回はたまたまSNSでの話題が直接耳に入ったのが功を奏した形ですね。もちろん、全てのハネムーンがこうなるわけではありません。というわけでガッカリハネムーンの関連記事です。
結婚式直後に花嫁が運転手と駆け落ち
うん、というかハネムーンどころではないな・・・ははは
史上最凶?の新婚旅行、行く先々で災害に遭遇
びっくりするぐらい旅先で次々災害に遭遇。記事が2011年ということは・・・そうです、3月11日に東京で例の災害にも遭遇しております。
<ネタ元:Husband honeymoons alone after wife loses passport>
By ono
■並んだ2つの死亡記事
おちおち死ぬこともできないね。というわけでアメリカからのニュース。男性が亡くなった後、妻と恋人の両方が彼の死亡広告を載せたことで話題となっております。
写真の男性はルロイ・ブラック氏。ニュージャージー州のエッグ・ハーバー郡に住んでいた彼はガンを患い、8月2日に亡くなりました。↑写真はその際の死亡広告で、なぜか同一人物の記事が2つ掲載されています。前述の通り、一つは妻が、もう一つは彼の恋人が出したものです。
■妻、そして恋人
上の方には「彼は愛する妻、ベアレッタ・ハリソン・ブラックによって愛され、生きた。」と書かれています。下の方の記事では妻の存在については一言も触れられておらず、「彼は長い間自身のガールフレンドであった、プリンセス・ホールとともに生きた。」と書かれています。
ルロイ氏の葬儀を執り行ったグリーニッジ葬儀社ではハフィントン・ポストの取材に対し、こう答えています。
「妻と恋人、2人の女性の間にいさかいがあったのかどうかはわからないし、お互いがそれを了承していたのかどうかもわかりません。ただ、奥様が一つのやり方で、恋人の方がもう一つのやりかたで記事を出したいと望みましたので。」とのこと。
浮気は良くないよ、などという単純な言葉では済まされない色々なことがあったのでしょう。メンケンもこう言ってますし。
恋愛は戦争のようなものである。始めるのは容易だが、やめるのは困難である。(メンケン)
やめられなかったんだろうね、どちらも。形はどうあれ、穏やかに死にたいものです。
<ネタ元:Deceased Man’s Wife And Girlfriend Write Competing Obituaries>
By ono
■詳細な警察のツイッターから
実物大だとそういうことも起こりえると思うんですよね。というわけでカナダからのニュースです。タイトルの通り、等身大パネルを本物と思い警察に通報したという事件(?)がありました。
通報を受けたのはトロント警察。8月4日のことです。この日のトロント警察のツイッター。
”銃を持った男”グランジ・アベニューとオーガスタ・アベニューに銃を持っている男がいるとのこと。怪我は無いように見え、警察が現場に向かった。
というツイートが11時11分。そして8分後の11時19分にはこんなツイートが。
”銃を持った男、最新情報”グランジ・アベニューとオーガスタ・アベニューで目撃情報のあった銃を持った男について、「銃を持ったターミネーターの等身大パネル」であることが特定された。
やっぱり警察のオフィシャルなツイッターですので、基本的に真面目に報告しているだけなんですが、それがよけいおかしいという。あと、警察の方もこっそり茶目っ気を出したのか最後のハッシュタグに「#IllBeBack」って入っていてちょっとウケました。
警察の皆様、今日もお疲れさまです。
関連:
「外に不審者が!」「それボール紙ですよ」
内容としては今回と同じ。外に銃を持った不審者がいると思いきや、実は有名なあの人の切り抜きだった、という。
家族を見守るボール紙のパパ
このパパ、今はどうなっているんでしょうね。
<ネタ元:Report of man with gun in Canada was actually ‘Terminator’ cutout>