Archive for 11月, 2016

11月

29

菜食主義者「新5ポンド札には動物性脂肪が含まれてるぞ!」菜食主義者「許せないな!」

By ono


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■完全菜食主義者の方々、ご立腹
「もしもベジタリアンなら、新しい5ポンド紙幣は食べないで下さい」そんなジョークが聞こえて来ております。イギリスからのニュース。イギリスでは今年の9月にこれまでのコットン製からプラスチック(ポリマー)を使用した新しい紙幣へと切り替わったのですが、この新紙幣に完全菜食主義者の皆様が猛反対を突きつけているそうです。
 どういうことかと言いますと、9月から使用が始まった新5ポンド札には従来の紙幣と違って動物性脂肪が使われているらしいのです。先日ヴィーガン(完全菜食主義者のこと)UKという団体がBOE(イングランド銀行)に質問したところ、銀行側では公式見解としてこの件について認めたそうです。

■もしも豚なら大問題?
 ミラー・オンラインによれば、「その動物性脂肪が何の動物由来なのかを調べることも重要だ。もしも豚だとしたら、一部の宗教団体では問題になるかも知れないからだ。」という意見もあるとか。確かにイスラム教やユダヤ教などでは豚を「不浄な生き物」としていますし、そんな動物の油が含まれているとなったら、大問題・・・・・なのかなこれって??
 ちなみにヘットと呼ばれる油脂は牛の脂肪から精製されており、ロウソクや石けんなどの製造において広く使われているそうです。すでに動物性の油脂は工業製品の材料として一般的なものということですよね。ヴィーガンUKではこの新5ポンド紙幣には満足していないという嘆願書を既に提出しているんだとか。

■世間の反応は
 イギリスでもネット上の意見は様々ですね。「新紙幣にアニマルファットが使われてるなんて!奴らはいつまで動物達から搾取を続けるんだ!」みたいな本気の怒りツイートもあれば、


 「やれやれ、またかよ」みたいなツイートも。個人的にはそんなに目くじらたてるなよ・・・食べる訳じゃあるまいし・・・という気分ですな。個人の信条にもよるので何とも言えませんが。
 ちなみに一般のベジタリアンとヴィーガン(完全菜食主義者)は結構違います。ヴィーガンは卵やチーズ、バターなど動物性由来のものをいっさい食べません。革製品はもちろん、ウールなども使わない。動物性由来のものを全て拒否するというのがヴィーガンの皆様なんですね。大変だろうな。もはや健康とかの域を超えて「生き方」になっちゃってるものね。

関連:「そっちの肉がでかい」で大乱闘、警察が出動
 菜食主義者だったらこんな争いも起きずに済んだろうな。

<ネタ元:Weird substance discovered in new £5 notes – and people are upset

11月

27

「アイム・ゴッド」をナンバープレートに使って良いかどうか裁判、係争中です

By ono


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■私は神
 アメリカだとアルファベットを車のナンバープレートにできちゃいますものね。というわけで、ケンタッキー州からのニュース。「I’M GOD(アイムゴッド、私は神)」をナンバープレートに申請して却下された男性が当局を告訴して話題になっています。
 さてこの男性はベニー・L・ハートさん、77歳。彼は以前オハイオ州に住んでいた際に12年間も使っていたナンバープレート、「I’M GOD」を引き続きケンタッキー州でも使いたいと思い申請を出したのですが、ケンタッキーのDMV(車両管理局)ではこの文言が「低俗であり、不快である」という理由で却下されてしまいました。

■これは信教上の自由
 拒否理由も何か法律や条例に違反しているのではなく「低俗・不快」という微妙なものだったこともあり、ハートさんは絶対にこのフレーズを使いたいとDMVを相手取った訴訟を決意。またこの訴訟には全米市民自由団体と「宗教からの自由財団」が支援することを表明しました。彼ら曰く、「宗教的・政治的な信条に基づく文言を入れたナンバープレートを否定されることがあってはならない」というわけです。
 何かだんだん面白ニュースの域をはずれて来ちゃったなあ。とにかく、「憲法修正第一条のもとにおいて、信教上の自由な行為を法で禁止してはいけない」というアメリカ合衆国の憲法に違反するじゃないかということのようです。オハイオ州では12年間何の問題もなかったというハートさんは、こうコメント。
「私は他のドライバーと同じように、自分のナンバープレートに個人のメッセージを入れる機会が欲しいだけなんですよ。」
 彼はちなみに15歳の時に無神論者になり、”神”の定義をしないことがより正しいことなのだと思うようになったんだとか。ちなみに、英語辞典には”神”について6つの意味が載っているんだとか。

 みんなそんなに自分の車にメッセージを入れて走りたいのか。「私は神」って、自分で勝手に言う分には良いんじゃないかと思ったりするんだけどなあ。言い切っちゃうからダメなのか。東スポみたいに最後に「か?」とか入れたらOKだったりするのかしらねー。

関連:親「うちの子の名前を”メシア”にしたいんだけど」裁判所「却下します」
 メシアとか付けられたらハードル上がりすぎるでしょう、子どもの。

<ネタ元:Ky. atheist sues over rejected license plate

11月

25

リスをけなした政治家、リスのせいで大怪我を負う

By ono



■「あの毛むくじゃらの奴ら」
 ジョジョ的に言えば「てめーは俺を怒らせた・・・」でしょうか。というわけでアメリカはシカゴからのニュース。リスのことをけなした政治家が、リスが原因で事故にあい、大怪我をして病院送りになるという事件がありました。
 今回の被害者はハワード・ブルッキンスJr.さん。シカゴ21区の市議会議員を勤める彼は、先日公共の場で”攻撃的なリス”について熱く語りました。「あの毛むくじゃらの奴らは、シカゴ中のゴミバケツを食い散らかし続けている!」と。あいつら許せない、みたいなことを延々と語ったんだと思います。

■突然目の前にリスが!
 さて、その後の11月13日、ブルッキンスJr氏が自転車に乗っていた時のことでした。突然、彼の目の前にリスが飛び込んで来たのです。ブレーキも間に合わず、リスは彼の自転車の前輪に巻き込まれましたが、急なブレーキによってブルッキンス氏も大きく転倒、病院へと搬送されました。後でわかったのですが、彼はなんと頭蓋骨を骨折する程の大怪我を負っていたのです。
 彼はトリビューン紙の取材に対しこう答えました。
「リスが自爆テロを仕掛けて来たとしか思えないよ。復讐のためにね。」
 事実、スポークに巻き込まれたリスは死んだみたいだ、とブルッキンス氏は述べています。彼は退院がまだ先になりそうなので予定のイベントに出席することができない、とフェイスブックで語りました。

 リス、恐るべしですねえ。リスの方もただでは済まなかったようですが・・・。現在、リスが都市部でゴミを食べ散らかすという問題は深刻で、全米でリスが害獣と見なされて来ているようですね。なかなかに根の深い問題のようです。

参考:なぜアメリカにはどこにでもリスがいるの?(カラパイア)

<ネタ元:Politician Who Criticized Squirrels Gets Hospitalized By Squirrel

11月

22

穴掘りが大好きな89歳のおじいちゃん、ついに自分で自分の墓穴を掘る

By ono


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 身内に不幸があったりしまして、1週間以上間が空いてしまいました。また今日から更新して行きます。よろしくお願いいたします。

■カナダの終活は穴掘りから?
 さて、不幸があってすぐにこういう話題もどうなのかという感じですが、穴掘り好きのおじいちゃんがついに自分の墓穴を掘り始めた、と話題になっています。
 写真↑の男性の名前はジミー・キッカムさん89歳。カナダのプリンス・エドワード島に住む建設会社のオーナーです。彼は先日の早朝に教会へ出かけていくと、自分の墓穴を掘り始めました。使ったのは45年前に買ったというマッセイ・ファーガソンの掘削機。さすがに89歳ですからね。手掘りという訳にはいきません。
2016-11-22
■他にはいないだろうね
「たぶん、カナダでは私一人じゃないかな。この年でバックホウなんか使ってこんなことやっているのはね。自分ではちょっと誇りに思っているんだ。」
 「この年でバックホウを運転している」のと「自分で自分の墓穴を掘っている」のは、どちらもこの方だけでしょうね、きっと。彼は朝の6時頃家を出ると、7人の子ども達が見守る中、7時45分には作業を終えたとのことです。
「私は穴掘りが大好きなんですよ。」とジミーさん。
「穴掘りは仕事であり、お金でした。どんな依頼が来ようとも、期待通りの仕事をして来ましたね。」彼は50年以上も、下水道工事や送電線工事などで無数の穴掘りをして来た、と言います。仕事ではありますけど、それが大好きで続けて来たんでしょうね。

■人の噂は気にしないよ
 ちなみに、ジミーさんは深さ150センチ程の墓穴を掘った後、そこにパイン材の箱(棺くらいの)を置き、丁寧に土をかぶせておいたそうです。彼は昔ながらのやり方で埋葬してほしいと願っているのですが、実際にその時が来たら、家族は上にかぶせた数インチの土を取り除くだけで簡単に埋葬できるようにしておいたのでした。
 「自分で自分の墓穴を掘るなんて、おかしな人だと思われるんじゃないか、みたいな心配は無かったんですか」という取材に対し、彼は「そういう人、たくさんいるでしょうね。でもね、そういう人たちはいつも誰かのうわさ話をしているもんですよ。私のことじゃなくてもね。」とのこと。
 達観してるなー。うまく和訳できてない感じがしますけど、要するに「人の噂なんか気にしても仕方がない」ということでしょうね。そんな風に生きれたら良いなーと思います。これも一つの終活なんでしょうか。カナダ式の。

関連:
不法侵入対策で庭にフェイクのお墓を設置。ところが彫ってあるのが実在の名前で…
 なんでそんなことになったのか・・・?
「墓地が手狭になってきたので、今度から棺桶を縦に埋めようと思います」「えっ」
 とにかくみんな猛反対。

<ネタ元:‘I love digging’: 89-year-old man digs his own grave

11月

10

ウンチ人形から塗り絵まで、ドナルド・トランプ氏の珍グッズベスト9

By ono


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■うんち人形から塗り絵まで
 さて、アメリカ大統領選挙はトランプ氏勝利という驚きの結果で幕を閉じた訳ですが、一応それ絡みということで。ドナルド・トランプ氏の選挙期間中に作られた珍グッズの数々をご紹介しましょう。

1)うんち人形
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 仲良くヒラリーさんと。これはお二人をバカにしている訳ではありません!スペインのカタロニア地方ではウンチを神聖視する文化があるのです。ウンチは大切な肥料であり、快便が健康の証ということもあって、排泄=豊穣や健康を意味するものという考え方なのですね。カタロニアではクリスマスが近くなるとカガ・ティオ(ウンチおじさん)がプレゼントを運んでくれる存在となっていて、様々な意匠のカガ・ティオが作られます。その中にはその年に流行した人たちもテーマになっており、トランプ氏やヒラリー氏もその一つという訳。どちらも1つ18ドル。興味のある方は是非「caganer.com」をチェックしてみて下さい!

他にも珍グッズをどんどん紹介していきます。続きは下からどうぞ。

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