Lunt→Cuntにいたずらされる町
Lunt in unfortunate village name blow
日本人にはいま一つ伝わらないかもしれないイギリスからのニュース。イギリスのセフトンににある「LUNT:ラント」という村の看板をいたずらして、LをCに書き換え「CUNT:カント」にしてしまう輩が続出し村では頭を抱えており、村名を変えようかという話にすらなっているそうです。
さて、なんでわざわざ「CUNT」にするのかと言いますと。この言葉は英語圏では非常に卑猥なスラングで、「F○○K」などとは比べ物にならない下品で相手を侮辱する言葉なんだそうです。ちなみに昨年2ちゃんねるでも盛り上がったのですが、試しに「cunt」をYahoo!のテキスト翻訳にかけてみるとどういうことかわかります。さらに「cunting」を翻訳してみるとひどいことに…!
…というわけです。とあるブログでは「女性の面前で使ったりしたら、最低な人間として軽蔑され、もう二度と口をきいてくれなくなる」とすら解説される、非常にやばい言葉な訳ですね。で、それを逆手にとって村の看板を書き換える奴が後を絶たない、と。
引退した警官で議員になるというマーティンさんは、村の名前を改名する派で、住民の同意をお願いしているそうです。また、法学の講師であるボール博士は、村の訪問客のいたずらにはうんざりしているとか。彼は村の名前を似た発音の「Launt」に変えようと提案しています。ただこれには反発する住民もいるようです。パリッシュ議会の議員であるスチュワード・ドブソンさん(84歳!)は、「この村の歴史はとても古く、人々は名前が変わることを望みません。」と言っています。
1851年からラントで代々農業をしているというデイビッドさんもこう言っています。
「結局我々はラントで生きています。2,3人のチンピラのために名前を変えたいとは思いません。変わらなければいけないのは心無い破壊者の方であって、村の名前ではありません。」
まったくもってごもっとも。まあでも世の中には「ファッキン村」だとか「ジャップ・ロード」、沖縄にも「漫湖」などありますのでね。この際「CUNT」に直しちゃったらどうでしょうかね。ええ、人気出ますよきっと。
以下にそんな変な地名の過去記事を紹介してみました。
Psycho Path Street(精神異常者通り)
アメリカの「wildest, weirdest and wackiest street names(もっとも野性的でもっとも怪しくてもっとも変な通りの名前)コンテスト」第一位。
「古くて臭い」村
そういう意味の発音になる村だそうです。こちらは結局改名。改名後は「春」村。つまらねえ…
ファッキン村
町の看板が盗まれて困っているそうです。ちなみに語源になったのは村の開拓者「ファック氏」。それもまたどうなの。
「HELL:地獄」という名前の村
ミシガン州にあるそうです。とあるアメコミ誌がこの町を舞台に連載を始めたとか。内容はだいたい期待通りです
ジャップ・ロード
テキサス州にある通りの名前で、ようやく改名されたらしい。日本に「鬼畜米英通り」があるようなもんです。改名後は「マユミ・ロード」。はじめからそれにしとけよ
<ネタ元:Metro.co.uk>
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