8月

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ブロガーインタビューvol.8:Weekly Teinou 蜂 Woman

By ono   2008年8月31日


interview008.jpg
 海外面白系ニュースを扱うブロガーの方にその手法や思いをインタビューしてみようという日曜企画、第8弾です。今回はデイリーポータルZでライターなどもされている多才な方、「Weekly Teinou 蜂 Woman」から土屋遊さんにお話を聞いてみます。個人が持つブログの可能性とは…?

tutiya.jpgブロガーインタビューvol.7
Weekly Teinou 蜂 Woman:土屋 遊さん
http://wtbw.net/

■「Weekly Teinou 蜂 Woman」というタイトルの由来は何ですか?
「週間低能蜂女」の英語表記です。誰一人気付かないと思いますが「週間芸能」にかけてみました。

女がやってる(運営を)だけで人気になると見事な勘違いしていたので、女アピールでガールをつけようと思いましたが、年齢的にサギになるとマズイと気付きウーマンに。「蜂」については、なにか生き物の名前も入れたいと思っただけで、じっさいは虻でも蝿でも象でも蟻でもなんでも良かったんです。

■ブログを始めた時期を教えてください。
1996年大晦日

■どういうきっかけで始めたんですか?
低能なミニコミの宣伝

■記事作成にかける時間はどれくらいですか?また、その日のニュースや話題を選ぶ際の基準になるポイントって何でしょうか。
ネタを拾うのに平均5,6時間。最近は「これこそは」というネタが少なくて、けっきょく更新しない日の方が多いです。いざコーシンとなると30分~60分くらいですかね。

基準となるポイントは、やっぱり「おっ!」と思うかどうか。いい(好きな)ネタを拾える日は一日に集中していることが多く、そういうときはカラダが反応してうんこがしたくなるのですぐわかります。
青木まりこ現象参照
http://tinyurl.com/yvdscs

基本的に太刀打ちできない変人の哀愁にスポットを当てたいとは思っています。あと、必ず拾う好物のジャンルを挙げれば

【B級犯】憎めないマヌケな犯人。ヒーローとして崇め奉ります。
【動物愛護ヤクザことPETA】一時期躍起になって追ってました。ほぼストーカーです。
【ストリーカー】尊敬していましたが、最近は商業化されてきて残念です。
【エセ○ィズニー】世界で一番愛されているネズミを小バカにした作品(画像)コレクターなので。
【昆虫・ハ虫類もの】基本的にスキだから。

■今まで記事にしてきた中で、一番面白かったと思う記事を教えてください。
この質問をされて、いつもパッと頭に浮かぶのは、自分の胸をセロテープで寄せてあげて豊乳にするハウツー画像。ただそれだけの外国人男性のシンプルなページです。もう一度言います、男性です。

インターネットがなかったら、その類い稀なるこどものような好奇心とご趣味を公開することもなかったでしょうし、私も知ることもなかった。ネットの醍醐味を感じました。

そういう意味では、日本人の方でもいました。「おでかけストッキング」の方。こちらはサイト運営の目的も明確にありますからもう少しレベルが高いですね。

半ズボンストッキングの自分以外の男性を毎週一度は見かけるくらいに流行させること。(が、目的)
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/eisaku/ph_a/indexj.html

ニュースに関しては、生きたガチョウを凶器にした強盗、シェービングクリームで顔を覆ったはいいが、途中で溶け出し御用となった犯人、「アナタは透明人間になった」と騙され本気にして正々堂々と盗みを働いた泥棒などは好感度高いです。

■ブログをやっていて印象深かったことはありますか?
なにしろネットをやってる身内や友人が少ないので、テレビに出演した時はかなり反響というか手応えがありました。一度目はNHKで、比較的まともな実演だったのですが、二度目(フジテレビ)の時は親戚中に(気を抜いた親が勝手に)告知してしまい、あとから「恥さらし」としつこく怒られました。

■ライバル視しているブログと目標にしているブログ(もしくはサイト)。それぞれ、もしもあれば教えてください。
ライバル視しているブログはないです。目標としているブログもないです。かつて、Spider girl(スパガ)というe-zineのサイトがありましたが、あんなふうに知的でバカで色々詰まったエンターテイメント風サイトが理想ですが、絶対ムリなのでやっぱり目標ではないです。

以下に挙げるサイトも、目標ではないけどその才能がうらやましいサイト。
要するに天才的なバカが好きです。

清野のブログ
http://usurabaka.exblog.jp/
チカコブ
http://d.hatena.ne.jp/kuchi/
スポーツ見るもの語る者 フモフモコラム
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/
REGISTA
http://d.hatena.ne.jp/zassou/

■今後の抱負、野望などがあれば聞かせてください。
趣味または日課なので、ネット関連での抱負や野望はとくにないですね。あったら私の場合、長く続けることができないのではないかと思います。
あ、野望、ありました。米The Walt Disney Companyからの警告あるいは苦情。独PUMAから警告文がきたことがあってあれは興奮しました。

■ブログ以外での最近のマイブームってありますか?
・子作り (ポイントは実際には作らないこと)
・友人と無謀な計画を立てまくる (ポイントは決して実行しないこと)
・お灸を人に勧めること (ポイントは熱くないこと)

■最後に、ブログを始めてみたい人にアドバイスをお願いします。
めんどうな時は更新しないことです。
あと、読者の嗜好や苦情、アクセス傾向を気にして更新を続けていると、自分がつまんなくなると思います。

土屋さん、ありがとうございました!

 というわけで、Weekly Teinou 蜂 Womanから土屋さんでした。個人的に胸に刺さったので、あえてこのフレーズをリフレイン。
「あと、読者の嗜好や苦情、アクセス傾向を気にして更新を続けていると、自分がつまんなくなると思います。」
 うぅ、身につまされる…。でも、本当にそういう部分はあるのかもしれません。結局はどれだけ自分が面白いと思えるものを追求できるかということと、そして無理をせずに続けるという2点なのでしょうか。これってエルエルさんも似たようなことを挙げられていたように思います。
 それにしてもサイトの最下部にあるたくさんのメニューから、本当に面白いものへの追求がいろんなベクトルを向いていることがわかります。デイリーポータルZの記事にしてもそうですが、最後は人間としての引き出しの多さが大事になってくるのでしょうか。羨ましいです。
 さて、ブロガーインタビュー企画はひとまずこれで終了したいと思います。海外のニュースや話題を日々お届けするブロガーの方にその苦労や心意気などのお話を聞いてみようというコンセプトだったのですが、機会があれば今度は様々なジャンルのブログを手掛ける方にも伺ってみたいなあと考えています。突然の依頼にも快く参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!

日曜企画:ブロガーインタビュー
vol.1 「どうでもいいこと」:のぜきさん(7月13日)
vol.2 「HEAVEN」:チキータさん(7月20日)
vol.3 「なんでも評点」:ミッキー大槻さん(7月27日)
vol.4 「世界の三面記事・オモロイド」:管理人さん(8月3日)
vol.5 「Tokyo Fuku-blog」:吉野さん、みやしたさん(8月10日)
vol.6 「エルエル」:エルエルさん(8月17日)
vol.7 「ザイーガ」:パルモさん(8月25日)


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