Archive for 6月, 2011

6月

29

パブに新メニュー、「馬のザーメン(リンゴ風味)」登場!

By ono



■君は飲むことができるか
 サルミアッキにノニジュース、シュールストレミングなどまずいと言われる寄食の大抵はクリアしてきた管理人ですが、これはちょっと自信無いなー…。というわけでニュージーランドからのニュース。リンゴ風味の味付けをした馬のザーメンが新メニューとして提供されております。マジで?
 この奇怪な飲み物を出しているのはウェリントンにあるグリーンマン・パブ。「ガストロ・パブ」という形式のお店で、本格的なディナーやワインも楽しめるパブなんだそうです。気になる馬の精子ドリンクは30mlで1500円ほどのお値段となっております。ちょっと高いかも知れませんね。そのままでは飲みづらいために、リンゴのフレーバーが加味してあります。
 原材料はクライストチャーチにある種馬飼育牧場から厳重に冷蔵された馬の精子を輸送しています。ちなみに一杯のザーメンには3億個の精子が含まれているのだとか。

■みんなしかめっ面?
 グリーンマン・パブの共同オーナーの一人、スティーブン・ドラムンド氏は、新しいメニューのアイデアを練っている時にこの飲み物を思いついたといい、今の所は男性客も女性客もこのドリンクにはしかめっ面をしているとコメント。しかし、ヘンテコな混ぜ物を飲むくらいなら、ちょっとネバネバの馬の精液を飲んだ方がいいと現在も客に強力に勧めているそうです。
 ちなみに、今年の始めにニュージーランドのホキティカで行われた「ワイルドフーズ・フェスティバル」でも馬のザーメンは出品されていました。この時の記事によると、「ミルクセーキのようなもの」、「コレステロールが少なく滋養強壮に最適」などの文言が見られます。このフェスティバルでは以前にも「牛のザーメン」や「鹿の陰茎」などが発売されており、ニュージーランドにおける寄食文化はなかなかハードなようです。
 みなさんはチャレンジしてみる勇気があるかしら?

blah.gif ミルクセーキみないなもんか…うーん。
bigsmile02.gif むしろ飲むヨーグルトに近いんじゃないかな?
blah.gif どっちでもいいよ。

<ネタ元:metro.co.uk

6月

28

脱走したワンコ、うっかりハーフマラソンに参加して寄付金を集める

By ono



■何か楽しそうだったので
 いいなこの犬。というわけでアメリカからのニュース。タイトルの通りなのですが、自宅から脱走した犬がいつの間にかハーフマラソンに参加していた、という出来事があったそうです。
 この犬の名前はドーザー。先日メリーランド州のハワード郡でハーフマラソンが行われました。ところがこれに意図せぬ参加者が合流することに。それが前述のドーザーだったわけです。たまたま自宅前をマラソンランナーが通ったのを見てついつい参加したくなったのだろうと思われます。ドーザーの姿はコース上の何カ所かで確認されており、最後には他のランナーと一緒にゴールしております。タイムは2時間14分でした。
 こちらがゴール時の様子です。

 会場ではこの犬が何者なのかは謎でした。レース後ドーザーはいそいそと自宅へ帰っていったわけですが、飼主がマラソンに出ていた犬の噂を聞き、主催者に連絡をしたことで犬の身元がわかったということのようです。主催者は後日完走者に渡されるメダルを持ってドーザーの自宅を訪問。晴れて出場者(犬?)として認められました。
 こちらはその時の映像。


 メダルをかけてもらって、主催者とハイタッチ。

■せっかくなので寄付金を募ろう
 ちなみにこのマラソン大会はチャリティ事業として行われたのですが、これを受けて飼主はドーザーのためにガンセンターを応援する寄付金サイトを立ち上げました。ドーザーは話題を呼び、既に1万3000ドル(約105万円)以上が集まってきているそうです。お金は最終的にメリーランド州にあるグリーンバウム・ガンセンターに寄付されるとのこと。
 そういえば実家のラブも以前、家の前を走っていったジョギングの人に勝手についていってしまったことがあります。いいだけ走った後でやつは家へ帰れなくなって困っていたらしいのですが、ランナーの方が(この犬あそこの家のじゃないだろうか)と機転を利かせて連れてきてくれたのでした。たまに脱走するたびに家に帰れなくなる困った犬なんです。まったく、少しはドーザー君を見習って欲しいよ…

<ネタ元:asylum.co.uk

6月

27

墓標の火でバーベキューしていた女性、懲役決定?ウクライナ

By ono



■戦没者への冒涜?
 聖なる炎でバーベキューをやった罰当たりな方達が捕まっております。ウクライナはキエフからのニュース。
 キエフには戦没者の慰霊のために「永遠の炎」という火が常時灯されているのですが、この火を使って調理をしちゃった女性たちがいたのです。この様子をビデオに撮ってYoutubeに配信したところ、けしからんとなったわけですね。映像を撮影したのはTVレポーターのエレナ(Elena Bilozerskaya)さん。Youtubeの方は見つからなかったのですが、ソース記事の写真は上図のような感じで、「永遠の炎」を使ってソーセージを焼いたり目玉焼きを作ったりしているようです。
 ウクライナ当局はこの映像に激怒、首謀者であるアンナさんを探し出して逮捕し、拘留してしまいました。事件が起きたのは昨年の暮れのことですが、彼女は現在も拘留されており、最長で5年の懲役刑が科されるかもしれないと報道しています。

■そんなものより貧しい人への配慮を
 撮影をしたエレナさんによると、彼女たちは単に面白半分にソーセージを焼いたわけではなく、仕事がなくてストリートに住んでいるというアンナさんが自分たちの窮状を訴えるために行ったものだと主張しています。
 「このように、朝食を作る余裕さえ持つことさえできない人達がいるのだから、墓標を守るためのお金はこうした人達にこそ使われるべきだと思うんです。」
 現在アンナさんは既に裁判にかけられており、共犯者を明らかにする取り調べを受けているそうです。これに関し警察では以下のようにコメント。
 「犯罪条例297条により、墓標の冒涜は犯罪とみなされます。我々は現在、他の助成の顔を特定するため、ビデオを調査中です。」
 というわけで、別に墓標そのものを傷つけたりしたわけではないのだから、厳重注意で済ませればいいのにという気もいたしますが、こちらのサイトを見ると「永遠の炎」は他国にあり、どこも警備がきちんとしている様子。この辺はお国柄なのでしょうか。個人的にはこういう悪乗りは大好きなんだけどな…

<ネタ元:orange.co.uk

6月

26

自分の葬儀を見て死んじゃった女性ーえ、逆じゃないの?

By ono



■あ、私の葬式をやってる!
 順序としては、本人が亡くなったらその人のために葬儀を行うわけですが、今回はその逆。自分の葬儀を見てショックで亡くなってしまった女性がいるそうです。ロシアからのニュース。
 事件が起きたのはロシアのカザン。ファジリュ(Fagilyu Mukhametzyanov)さん(49)という女性の方が先日亡くなりました。病院で確かに死亡診断書が出されています。後日、夫により彼女の葬儀が執り行われることとなり、棺を用意し、お墓を掘り、お祈りが終わった頃のことです。突然彼女の目が開き、むくりと起き上がって来たのです。

■葬儀が原因で死んじゃった
 ファジリュさんは周囲を見渡すと自分の葬儀が行われていることにびっくり。大きな叫び声を上げ、再び倒れるとそのまま息を引き取りました。生き返ってから、12分後のことだったそうです。後でわかったところでは彼女はあまりの驚きに心臓発作で亡くなったとのこと。
 51歳になるというファジリュさんの夫は、当然気持ちが収まりません。本来なら死んでいないものを勝手に死亡していると診断し、それによるお葬式のおかげで妻がショックを受けて本当に亡くなったのですから。

■医者は何を見てるんだ
 彼はこうコメントしています。
 「彼女の目があのとき開いたんです。我々はすぐに病院へ運びましたが、今度は永久に亡くなりました。12分間しか生きられなかったのです。私は非常に怒っています。答えが欲しいんです。医者達が診断したとき、彼女を救うことができたはずなんです。」
 とりあえず、病院側では「現在、調査を行っています」というコメントを出しただけ。古今東西、死んだ人が葬儀の最中に生き返る話は枚挙にいとまが尽きないわけで、何でも医者のせいにするわけにはいかないと思ったりするわけですが、こういう事例があることを考えると、「亡くなった方が生き返ってきてもショックを受けない」よう、普段着で集まる宴会風の葬儀にしたらどうかと思ったりする次第です。

<ネタ元:dailymail.co.uk

6月

24

ビールがでかでかと印刷されたラトビア硬貨、健康省は大怒り?

By ono



■ビール万歳なデザイン?
 個人的には楽しくて良いと思うのですけど。ラトビアからのニュースです。新しく発行された硬貨のデザインが美味しそうなビールだったために、不謹慎だぞと問題視する人が異議を唱えています。
 ラトビアではこの程夏至を祝うためのフェスティバルが開催されるのですが、それに合わせて額面1ラット(=1.3ポンド=約170円)の記念硬貨を発行することにしたのですが、その硬貨というのが上記のデザイン。ど真ん中にビールジョッキの絵面が配置されており、100万枚が製造されました。

■アルコール摂取を宣伝してもらっちゃ困るんだよね
 しかしこれに異議を唱えているのが健康省。こんなコインを出してアルコールを宣伝するのは駄目だろう、ということのようで、ラトビア銀行に抗議の文書を発行しております。その内容はこんな感じ。
 「コインの図柄は、社会におけるアルコール摂取を減らしていこうという我々の努力を真っ向から否定しています。」
 これに対して負けてはいないのがラトビア銀行。
 「水とお茶に継いで、ビールは世界で3番目に人気のある飲料です。だいたい、古代のエジプトではピラミッド建築に携わった労働者は一日3杯のビールを支給されていたのですよ。」
 とよくわからない持論を展開。

■健康にだっていいんだからね!
 同銀行では、その他にもビールは不眠症に対する有効な対策として医療目的で使用されていたという過去の事例も引き合いに出し、正当性を主張し、健康省の不満など意に介さない様子。更に、この意見を「大した問題ではない」と切り捨てた上で、
 「そんなことを言うのであれば、国家の伝統や夏至を祝う慣習自体を禁止すべきだ。」とコメントしています。
 で、ラトビアの人々の状況はといいますと、このコインが結構ウケているらしく、発売と同時にコインほしさに銀行に並ぶ人達が続出しているようです。
 健康省の言い分もあるといえばあり、同局では昨今、反アルコールキャンペーンを大々的に打ち上げており、スコッチウイスキーの歴史を学ぶ試験を行っている学校に対しても「そのテーマは受け入れがたい」と抗議文を送っているそうです。

 なんつーか、お祭りなんだから良いじゃないかという気もするわけですが、反論するラトビア銀行のこじつけっぽい理論武装も面白いです。どうせだから公開討論とかでもっとやりあってほしいね!「ラトビア銀行にはバカしかいないのか!」「お前らが頭固すぎるんだよ!」みたいな激論を期待しております。もうすでに発行しちゃってるんだけどさ。
<ネタ元:telegraph.co.uk


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