By ono
■新郎が現れない!
そんな簡単でいいのかという気がしないでもないですが、インドからのニュース。新郎が結婚式に現れず、どうなってしまうのかと危ぶまれましたが、来場していた男性が「じゃあ私が代わりに結婚を」と申し出て、無事に(?)結婚式が執り行われるという出来事がありました。
今週の水曜日、インド南部のArumuganeri(アルムガネリ?)近郊で結婚式が執り行われる予定となっていました。新婦は23歳のPonradha(ポンラダ?)さんで、新郎はSithiraivelu(シシライブル?)さん35歳。2人は式の前日である火曜日の夕方には式場に到着する予定になっていました。ところが、新郎のシシライブルさんが現れません。翌日の朝になっても新郎はやって来ず、ポンラダさんの方はどうして良いかわからなくなりました。
■じゃあ僕が
タイムズ・オブ・インディアの記事によれば、新郎と新婦は月曜日に何らかの原因で口論になり、その後新郎がどこかへ行ってしまったというのです。式の時間も近づき、親戚や来客が次々にやってくる中、まさか中止にするとも言えません。
ところが、話を聞いたSivakumar(シバクマー?)さんが「じゃあ僕が代わりに結婚するよ」と申し出てくれたのです。彼は新郎の遠い親戚に当たる人で、結婚式の来客として会場に来ていたのでした。この際だからと新婦の家族も納得し、無事に結婚式を行うこととなりました。
参列者はこの事情を聞くと、シバクマーさんのおかげでポンラダさんが恥ずかしい思いをしなくて済んだということで、皆で彼を賞賛した、ということです。
しかし、そんな簡単に結婚相手を決めてしまっていいものなのか。あたかも新郎のふりをしてとりあえず式だけは行う、という訳でもなさそうですしね。ま、何年も付き合ってから結婚したってうまくいくかどうかなんてわからないわけですから、こんな縁(?)で相手を決めちゃうのもあり・・・かな?どうなのかしら?
<ネタ元:Wedding guest takes place of missing groom>
By ono
■これは研究なんです
絵面的には変態ぽいですが、やってるほうは大まじめなんです!というわけでアメリカはフロリダ州からのニュース。人間のお尻(の内部)をリアルに再現する”お尻ロボット”が話題なのです。
制作者はベンジャミン・ロック博士とカーラ・ピュー博士。このロボットは新人の医者が訓練するための道具として開発されました。何の訓練かと言いますと前立腺の触診。男性だけにあるという器官ですね。
前立腺(wikipedia)
■コミュニケーションだってとれるんだ
肛門から指を入れることで触ることができるという前立腺ですが、実際はなかなか本物の人間で練習する訳にもいかないし・・・という悩ましい問題を解消しようと開発された訳ですね。お尻の部分が等身大のロボとして作られており、上半身は連動しているディスプレイに表示されています。
「経験を積めるように、生徒はバーチャルな患者と会話をすることができ、コミュニケーションのスキルを磨くのにも役立つんです。」と語るのはベンジャミン博士。
「このお尻ロボットには、中に圧力センサーが設置されていて、学生がどの場所をどれくらいの強さで触ったか感じることができるんです。この装置のおかげで、学生が身体検査と患者とのコミュニケーション、両方の体験ができる訳ですね。」
■さらなるヴァーチャル・ヒューマンを
あまり強い力で学生が触ってくるとアラームを鳴らす機能もあるので、デリケートな触り方を学習できるようです。他にも各種のセンサーにより、学生と患者のアイコンタクトが取れているのかどうかも識別することができるんだとか。総合的に技術の習熟度を学生ごとに登録することも可能。ちなみにこのロボットの名前は「パトリック」です。
パトリックは現在フィラデルフィアのドレクセル大学とフロリダ大学で使用されています。ベンジャミン博士はこの「お尻探索」のロボを他のタイプのヴァーチャル・ヒューマンを開発する際にも活用できたらと考えています。今後もますます研究を続けていきたいそうです。
うーん、前立腺の診察ですか・・・。確かに肛門の中という非常にデリケートな部分ですから、生身の人間では試しづらいですもんねえ。純粋に学術的な面から見れば、とても有用なロボットな訳ですね。経験のない若いレジデントにぐりぐりやられるかわいそうな患者が減るだけで大助かりでしょうこれは。
ところで”お尻ロボット”と言えば、昨年日本人アーティストの高橋宣裕さんが「SHIRI」というロボットを発表して話題になりました。ひっぱたくと緊張して固くなり、なでてあげるとリラックスする、という何とも奇妙な一品です。
電通大の高橋宣裕が開発した尻ロボットがやばい(NAVERまとめ)
なんだこれは・・・!
<ネタ元:Robot Butt Developed By Dr. Benjamin Lok: The Cutting Edge Of ‘Rear-search’?>
By ono
■こっちは静かにしてほしいの
気持ちはわかりますわー。というわけでシカゴからのニュース。アパートの住人が夜中のセックスの音がうるさいといってもめている、という本当にどうでもいいニュースなのですが、なんだか張り紙でけんかっていうのが面白かったのでご紹介。
舞台となっているのはイリノイ州のシカゴ、ボイスタウンのとあるアパート。先日、深夜のセックスの声があまりにうるさい、と隣人男性が抗議の手紙を書き、女性の部屋のドアに貼付けたのですね。写真↑左側がそれです。文面はこちら。
あー、ファック中のあんたの声がどんだけうるさいか、録音してみたら!?壁越しに聞こえてくる”愛してる”だのエッチのうめき声だのを聴かされずに済めばこっちは幸せなんだけどね。そっちだって、どうでもいい他人に自分のセックスについて知ってほしくないでしょ?一晩中続かないのだけが救いだよ。
で、ドアに張り紙をされたルーム517の女性は、そのメモの隣に自分の返事を張り出しました。
親愛なるお隣さん。
なんてこと!こんな素敵で文化的な方法であなたと交流できるなんて。ていうか、あなたのヒステリックなお手紙を私のドアに張り出す必要はあるのかしら?あなたのせいでなんだか悲しくなったわ。私、そんなに大きい声出してないし、失礼なこともしてないから。とにかく、私たちの部屋の間にある壁は世界一薄いみたいだけど、あなたがうるさいって言ってるのはたぶんマスターベーションの声よ。だから、そんなに音が長く続かないの。声が出ちゃうのはわかってるけど、ポルノ映像はフリーだし、最高のバイブがあるってわけ。「タブータブー」のお店で買ったのよ。あなたも行くと良いわ。とにかく!
セックスはナチュラルだし、ヘルシーなのよ。私は自分に誇りを持ってるし、あなたが恥をかかせようとして張り紙なんかしたって無意味よ。もっと丁寧に話してくれたらこっちもハッピーなんですけどね。
愛を込めて! 517の女の子より
なんていうか、・・・全然反省してない!「マスターベーションだから」って言われてもねえ・・・。両者とも文面が長いのですが、2行にまとめると
男「エッチの声がうるさいんだけど」
女「知ったことじゃないわ」
で良いと思います。何も張り紙にしなくても、丁寧に手紙に書いてポストに入れりゃ良いじゃないかという気もしますし、言うなればどっちもどっち?今後の行く末が心配されますなーははは(他人事)
<ネタ元:Chicago Neighbors Fight Over Loud Sex In Apartment Building Via Passive-Aggressive Notes>
By ono
■室町時代に生まれたハマグリ
507歳て。生まれたのが西暦1500年くらい、日本だと応仁の乱とかやってたころですよ。というわけでイギリスからのニュース。2006年に発見されたハマグリの正確な年齢が507歳だったことがわかり、驚きの声があがっています。
写真のハマグリは、2006年、アイスランドの海底から発見されました。ウェールズにあるバンゴア大学の研究者がこの貝を調べようとしたところハマグリが死亡してしまうというアクシデント(!)がありましたが、7年かけて調査した結果、このハマグリの年齢は507歳だったことが判明したというのですね。ちなみに、研究当初は405歳だと考えられており、その長い年齢からいにしえの中国の王朝にちなんで「ミン(明)」という名前がつけられたそうです。その後も調査を続けたところ、当初考えていたよりも、ずっと高い年齢だということがわかってきたのですね。
■最初、急ぎすぎてたんだよね
バンゴア大学の海洋学者ポール・バトラー氏はこうコメントしています。
「我々は最初、間違えていました。急いで結論を出そうとしたのが良くなかったのでしょう。現在は507という年齢が正確であることを確信しています。ハマグリには1年ごとに貝殻に成長線が刻まれていくので、そこから年齢を計算することができます。やっていることは、考古学者が古い建物の年代を調べるのと同じようなものですね。」
さて、4万ポンド(約640万円)をかけたというこの研究により、ハマグリの寿命の長さがまた一つ証明された訳ですが、これまでの記録ではドイツの博物館が所蔵していたハマグリの年齢、374歳が最長と考えられていました。一気に100歳以上記録更新ですね。ちなみに、ハマグリはプラクトンを食べながら水が暖かい夏の間だけ成長し、その際貝殻は0.1ミリメートルという薄い層を形成するそうで、これが年輪のように刻まれる、ということのようです。それにしても最初の調査のときにミン(ハマグリ)が死んじゃったっていうのがちょっと残念ですね!うまいこと生きていたら最高齢記録を更新できたのにねえ。
<ネタ元:Clam confirmed as the world’s oldest creature at 507 – but scientists killed it when checking its age>
By ono
■あれっこの人…
7年間も逃げてるうちに、忘れちゃったのかしらね。というわけでイギリスからのニュース。あるコンテストに応募して新聞に掲載されたのがもとで身元がばれちゃった、という指名手配中の男性がいるようです。
写真↑の男性はヴィンセント・コンドロンさん36歳。一緒に写っているのはフィアンセのレベッカ・ヤングさんです。この写真は先日サウスウェールズの新聞に「ウィン・ウェディング」コンテストへの応募者として掲載されたものなのですが、この新聞を何気なく読んでいた警官が叫び声をあげました。
「あっ、こいつヴィンセントじゃないか!?こんなところに写って。見つけたぞ!」
■始まりは7年前
さてさてどういうことかと言いますと。このヴィンセントさん、実は7年前に窃盗の罪を犯しており、警察が追っていた男だったのです。
事件があったのは2006年。ヴィンセントはカーディフにおいてとある店舗に忍び込み、DVDのボックスセットを2つ盗んで逃走していました。その後すぐに犯人の身元が特定され、彼のところへ裁判所に出頭するよう令状が出されたのですが、ヴィンセントはこれを無視し、アイルランドへ逃走したのです。調べたところ、彼は当時ヘロイン中毒にかかっており、環境を変えて薬物依存からも逃げ出したいという気持ちがあったそうです。
その後、彼の暮らしは一変しました。父親と一緒にカウンセリングを受け、中毒を脱するとダブリンで大学に入学し猛勉強。レベッカさんとは2011年のクリスマスに出会い、その後遠距離での恋愛を続けてきました。彼は現在医療への道を志しているとのこと。
■彼の刑罰は・・・
さてその後。彼がウィン・ウェディングというコンテストに応募した写真を見て警察がヴィンセントを特定、すぐに彼を逮捕、拘留しました。その後彼は7年前の窃盗の罪で懲役28日を宣告されたのです。しかし、彼のその後の行いをかんがみて、懲役は14日に変更されました。しかもこの時点で彼が拘留されてから既に14日間が過ぎていたため、その日のうちに解放されたそうです。
なんか逃走してからの7年間にいろいろあったんですねえ。薬物中毒からの脱出、猛勉強して彼女も見つけ…と、ずいぶん充実した人生へとシフトを切っているご様子。盗んだものがたいしたことないからって罪が消えるわけではありませんけど、今の生き方をそのまま続けていけばもうそんなつまんない罪を犯す心配もなさそうです。人の人生って面白いね。
<ネタ元:Burglar on the run for seven years is finally caught after police spot his picture in a local paper’s ‘Win A Wedding’ contest>