6月

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スペインの「グラナダ」へ向かったはずが…着いたらカリブ海の「グレナダ」だった

By ono   2014年6月25日


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■一文字違いが大間違い?
 たった一文字の違いがこんな大惨事になるなんて。というわけでイギリスからのニュースです。「グラナダ」へ旅行しようと思った人がいたのですが、間違って「グレナダ」に行ってしまうという出来事がありました。
 今回被害にあったのはアメリカ人の歯科医エドワード・ガムソンさんとその彼女。彼らは先日休暇を取り、2人でスペインを楽しもうとグラナダ行きの旅行を予約し、飛行機に乗ったのです。

■飛んでる方向が全然違う!
 異変に気が付いたのは離陸後しばらくしてから。機内のテレビ画面上に表示される飛行機の航路が、明らかに違う方向へ向かっているのです。おかしいと思い確認してみると、なんと飛行機が向かっている先は「グレナダ」。カリブ海に浮かぶ小島からなる島で、スペインとはえらい違いです。ちなみにグラナダとグレナダはこんなに離れているのです。
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 国も地域もまったく違うね!ガムソンさんは結局スペインの地を踏むことができず、航空会社のブリティッシュ・エアウェイズに不満を訴えたのですが、チケット代は返してもらえませんでした。
 「私はイスラムの芸術にとても興味があるんです。だからグラナダのアルハンブラ宮殿を見学するのがとても楽しみでした。もちろん、スペインにあるユダヤ人の遺跡も同様です。本当に悲しい。ブリティッシュ・エアウェイも責任をとってくれませんし。」

■訴訟の行方は
 どこでどういう行き違いがあったのかはわかりませんが、航空会社の方ではガムソンさんとその彼女にそれぞれ376ドルと50,000ポイントのマイレージを進呈しました。けれども、彼らが旅行費用に使った34,000ドルには全然足りないんだとか。ガムソンさんは航空会社を訴えるつもりだそうです。訴訟が絡むせいか、ブリティッシュ・エアウェイからは特にコメントはありません。「お客様にこれで良いですかと確認しましたので」って言われたら厳しいような気もしますなー・・・。
 以前にもサンホセとサンファンを間違えて、コスタリカに行くはずがプエルトリコに着いちゃったという女性はいましたが、航空会社にはこういう「紛らわしい間違え例まとめ」みたいの作っておいてほしいな。私もうっかりやりそうですもん

関連:
・コスタリカのつもりがプエルトリコに来てしまった人

・派手に空港を間違えたテニス選手、試合には間に合うのか?
 こちらの場合はカリフォルニア州のカールズバットへ行くはずが、間違ってニューメキシコ州にあるカールズバット空港へ行っちゃったという事例。

<ネタ元:The flight where check-in turned into cock-up …


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